のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

考える人のエクササイズ

2010-06-24 | KA
 スペンサーのアーチャズデンデビューの為に練習がありました。その時に、コーチからバトルフィールドのことを言われました。舞台での練習に初めて参加をさせて頂いた後、もう一度練習する機会をつくって下さるとはおっしゃっていましたが、その機会は訪れていません。私は、バトンを一人で練習するのとは違い、バトルフィールドの練習をするには、バックステージテクニシャンの方の労力、そして、お金も掛かることと分かっていたので、“余計”な練習の為の催促はしないでいました。でも、コーチは忘れないでいて下さり、早いうちに練習できるようにするとおっしゃって下さいました。楽しみです。
 二回目のショーの前は、次から次へと話しかけられて、忙しい感じでした。トレーニングルームでは、「いつもそうしているのはどうして?」と訊かれました。身体を整えていることを伝えると、「そうだと思った。」と言いながらピラティスの器具の方に向かった彼は、「みんながそういう風にショーに臨んだら、ショーはもっと知性的になるのにね。」と付け加えました。彼はそれからピラティスを始めると「イギリスではね、ピラティスが導入された時に“考える人のエクササイズ”と言われたのだよ。」と。なかなか良い表現と思いました。
 今日の身体は、ぼわっとしていました。身体のリズムと思うので、仕方のないことなのですが、そのぼわっとしたものを拭い去るような演技だったかもしれません。『Viva Elvis』のみなさんがいらしていたので、先日観に行ったショーのことを思い出しながら、舞台に立っていました。お楽しみ頂けましたように。