陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

よし!出勤

2006-08-04 08:14:51 | Weblog
顔はアップでは出すぎるので、ハゲてた時のカツラ。すっぴんに口紅。目深な黒い帽子OK。カーステレオは息子の貸してくれたボブディラン。

いってきま~す♪
本日、にっこにこの快晴。

精神状態と睡眠薬の効き目

2006-08-04 06:05:15 | Weblog
いつも一錠飲むと確かに熟睡出来るけれど、
翌日午前中までぼぉ~としてしまう薬を
8時頃には飲んだ。
寝てしまうぞ!
どんなに電話が鳴っても気が付かないくらい熟睡するんだ!

ところが、
10時前、電話が鳴った。
気がついてしまった。聞こえて来る。
しかたない。起き上がる。

問題の認知症の伯母の息子。私の従兄弟だった。
朝、罵倒していしまっているから、開口一番

 『ごめんね。言い過ぎて。』
 『いや、寝てた?』

やはり声は寝ぼけていたのだろう。

私に言われるまで、
母がここまで悪い事に気が付かなかったと言う。
毎日、毎日の小さな進行は
一緒に居ると気がつかないものかもしれない。
私が危機感がなさ過ぎると言った事を
反芻して、仕事から帰って伯母に接してくれたようだ。
デイサービスの連絡帳を読んで、
訊ねてもデイサービスに行った事自体を
すっかり失念していると電話口の向こうが語る。

同じ話を何度も毎日聞かされるのは堪らないとも言う。

思わず、
私がビジネスと割り切れないで親戚になってしまったのは、
そこの所なのだ。

その同居家族の『逃げ』が頭に来て、平常心を失わせたのだ。

認知症者への応対とアスペルガーへの応対は酷似している。

 絶対に否定してはいけない
 人柄を尊重すること
 思いに添うこと

対する私も聖人君子ではない。
時に、
いや、度々踏み外し、
決して、否定していないつもりでも、顔つき、態度でキレてくる。
そんな息子と暮らしているのだ。

でもでもせめて、
もう少しやさしく出来ないのか!
私にも彼女は小さな頃からよく知っている伯母なのだ。

 家族の辛さはよく分かるよ。
 私、障害の息子を抱えているから。

従兄弟が絶句した息遣いが伝わってきた。
何年もまともに話した事がない従兄弟だし、
亡夫の葬式には親族代表でちゃんと挨拶をした息子に
障害があるなど知らなかったんだろう。

葬儀に集まって下さる方は、みんな君より年上。
お父さんが会社でお世話になった方々もある。
感謝の気持を入れて草稿を書いたらいいよ。

それだけアドバイスして挨拶文を考えた息子は
横に立っていて、読み上げながら
震えていたのがわかったけれど
立派だった。

亡夫の魂がそこに居たなら、安心して旅立った事だろう。
その後の辛苦は…

今ではそれも与えられた運命で、
辛苦であるとは思ってはいないが…

いつもいつもピリピリ気を張って、
普通に会話が出来ない人を包み込む日常は、楽では決してない。
自分が疲れている時、体調が悪い時、
私が誰かに労わってもらいたいほど心が弱っている時、

ふとした気のゆるみが息子をキズつける。
でも、息子はもっともっと
世の中全体から、日常的にわからない刺激を受けて不安でいっぱいなのだ。
私の何倍も辛い日々を送っているはず。

 聖人君子ではいられないよ。
 出来た人間じゃないから。
 ボクも行く道なんだけどね。

母子と親子と。
親思う程、子は親思わず。
それでいいと思う。
子には子の人生がある。
親が邪魔しちゃいけないし、したくもない。

親って?
おかしな生き物だと親になって思う。

ちゃんと良さそうなグループホームを自分の目で見てさがそうと言う。
子の優しみのある従兄弟なのだ。

近隣のグループホームリスト資料を渡す約束をして、
それまでは、毎日、デイサービスに来てもらう計画で行こうと
ビジネスの話に戻って、電話を切った。

 手足が重くなる
 手足が温かくなる
 胃が温かい。
 呼吸を正しくしている
 頭が冷たい。

心理学を齧っている息子が自己催眠を教えてくれた。
自分は上手くいかないんだけどね。との言葉を添えて。
実践してみる。眠りに落ちたか・・・

4時過ぎ。
目覚めてしまった。
薬が少し残っている。頭がぼんやり。
いつもならもっと効くから目覚ましアラームをケイタイにしておいたのに。

私の精神状態はどうやらおかしいらしい。
50過ぎての新しい職場に、新しい仕事に順応しようと
いっぱい、いっぱいだった上に
いろいろ頭を悩ます事がなだれ現象で襲ってくる。

家事はもっと手抜きでいこう。
だらしない自分でいいや。
猫を見習おう。

いっつも、いつも
とてつもなくだらしない格好で
夏の暑さにとけている。

かわいいなぁ~