陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

お日様を浴びてビタミンDを

2010-01-24 15:47:01 | Weblog
骨のためには
お日様に浴びてビタミンDを作ることも大事。

母を妹と買い物やらランチに連れ出して少し疲れたが
せっかくの冬のお日様に当たらない手ない気がして、
散歩に出た。

くやしいけど、歩く速度は以前の半分。
もう山登りは無理みたい。
昨日、整形外科の物療で引っ張ってもらって、
ズキッとくる痛みが増したようなのは
気のせいか?

でも、ゆっくりだから
小さな道端のたんぽぽに気がつけた。
春の兆しいっぱいみつけ
  

公園のせんだんの老木にも花はついていた。
真ん中は大きな空洞があり何本ものつっかい棒で支えられいても、花いっぱい誇らしげに咲いていた。
なんだかいつまでも好奇心旺盛で、一人ではいろいろ無理を忘れている母みたいだ。

支え棒であるべき娘たち2人の方がコケテいる。

ジーン・ワルツ  海堂 尊

2010-01-24 08:38:59 | 
ジーン・ワルツ
海堂 尊
新潮社

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「チーム・バチスタの栄光」が面白かったから、図書館で海堂 尊を探した。
コレ1冊しかなかった。みんな貸し出しか?人気作家なのね。

不妊治療は神の部分にまで触れてしまった現状と
子供がどうしても欲しい人の気持ちとのバランス。
そう言う事を法として定める時の力関係。
いまだ旧弊な自由に物言えぬ大学医学部。

うまく絡み合って読み手を惹きつけてゆく。

子を宿した時、無条件に母になる女の性。
男なしでも子が欲しい女の性。
この辺りは母として生きた私だけれど、書き手が男性であるだけに
想像が走り過ぎている感じがしないでもなかった。

少子化の時代。晩婚化も進んでいる。
結婚を望まないけれど子供が欲しい女が増えてゆくかもしれない。
それも私の子であれば父親を問わない女性が。

クール・ウィッチと言われる子宮摘をした産婦人科医が
我が子を55歳で欲しがる心理も同世代としては今一つ分からない。

ここにある違和感は生まれいずる子がこの世に生みだされる過程に
母親の意志だけが強く関与しているからの様に思う。

子供は授かりもの。
子には子に意志があり、子の命はその子自身のもの。

そうも言っていられない医学の進歩や問題提議がサスペンス仕立てに満載。

帚木 蓬生の『臓器農場』『エンブリオ』も不気味だった。
どちらもあり得ると思わせる。
医師の手による作品というところも共通。
サスペンス仕立てもおなじ。
でも筆致が全然違う。どちらも面白い。

海堂 尊さんは最近、お役人から名誉棄損で訴えられてなかったか?
どの作品の部分か?ブログだったか?
山崎 豊子の「沈まぬ太陽」みたいに
厚労省の部分など、どこまでかは事実なんだと思うと益々わくわくする。