陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

そういえば喘息

2010-09-10 07:01:22 | Weblog
咳こむからと病院へ行くと風邪薬が出た。
明け方になると寝て居られない。
呼吸が苦しい。
開院をまって診てもらう頃には呼吸は嘘みたいに楽になって風邪の諸症状の域を出ない。

何日か経過して、体二つに折って息荒く尋常でない我が身に
寝ている夫をたたき起こし救急病院へ連れて行ってもらった。
待たされたあげく出てきた当番医者に

  『喘息発作の薬持ってないの?なぜ、昼に病院へ行っとかないの!』

はぁ?
これが噂の喘息と、この時初めて知る。
今思っても腹立たしいが
この医者から一発注射を打たれ、みるみる症状が消えた。
この後、何度も発作が起こる度に点滴はあっても注射一発の乱暴な処置はない。
凡なる急患にこの時の医者は面倒くさかったとしか思えない。

違う病院で治療を受け始め、アレルギー源を調べた。
卵、牛乳、ハウスダスト、ブタクサ、ネコの表皮…出る出る。
心と同じデリケートさ
検査でないところの原因に、
気温の差、気圧の変化、ストレスがあるらしい。

この頃、30代後半から40代前半まで3~4年間、
子供が学童期に入って暇時間に介護保険前のヘルパーをパートでしていた。
ヘルパーの仕事はきつかった。でも嫌いでなかった。
どんな利用者にも合わせる。
訪問する家は綺麗とは限らない。
むしろ福祉は措置の時代。
利用者と言わず対象者と言った。
民生委員さんからもたらされるSOSにお役所が受けて依頼のヘルパー業務だった。
ゴミ屋敷、汚部屋…だけではないがその改善依頼も多かったのだ。

ハウスダスト、ノラ猫ちゃんの出入り自由のお宅に伺う毎日。
月3~4万稼ぐのに健康は張れない。
画して、あっさりヘルパー稼業から足を洗った。
それから幾星霜。
夫死後、この業界にふたたび足を踏み入れるには、やはり逡巡あった。
介護保険の導入が、
過去のヘルパー業務と比べ物にならない規制だらけ。
あの当時の対象者との楽しいひととき、おしゃべりタイムもご法度となって
タイムスケジュールに追われる駒ネズミ。
身体介護も増え、正に『きつい、汚い、安い』3K労働。
再び、体がきつくてヘルパー稼業を辞めるに至るのは時間の問題だった。
よし脱却と決めての資格修得に
この時の経験年数がものを言ったわけで、何が幸いするか分からない。


思い出話をするつもりではなかった
この時期は喘息が必ず出ていたのだ。
お盆から運動会の季節まで秋口。
台風のお通りがあって、気温の日内変動差が大きいこの時期は
早くから予防して備えても発作が起こり毎度、点滴のお世話になってきた。
今年は暑過ぎるから予防吸引もコロっと忘れていたのに、お越しにならない。
そう言えば、去年も点滴までしてもらってはいない。
体質が変わった?なら嬉しい。
喘息になった時も突然だった。消えるのも突然であってもおかしくない。

うん?ワタシ 図太くなった?
転職癖も止まったらしいし、そういえばいつの間にか職場にもなんとか馴染んでいる。
ストレスも蹴飛ばしている???

そうそう散歩が体にきっといいのよ~♪

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