フランス料理を私と 価格:¥ 2,650(税込) 発売日:1987-12 |
最近図書館でも、《本を盗らないで》という張り紙をよく見ます。
それだけ、本やCDを盗ってしまう人が多いんでしょうね。
以前上にあげた、伊丹十三さんの本を図書館で借りて、貸出期間中に読み終えられなかったので、また借りたいと思ったことがありました。
ところが、いつまでたっても書架に返ってこないのです。誰か借りっぱなしなのかしら、とちょっとイライラ。
そんな折、古本屋さんでこの本を見つけ、あ、良かった、と買いました。
そのときふっと、思ったのです。まさか、この本は実は図書館の本で、転売されたものじゃないのかって。
でも、すぐに違うな、と思いなおしました。図書館の本はカバーフィルムでコーティングされていて、剥がすのは困難だからです。その本にはカバーも、剥がした形跡もなかった。
(でも、だとすると図書館の本を盗むのはどういう目的なのか?カバーやバーコードをきれいに剥がす方法があるのか?)
それと、ちょっと性質は変わりますが、切り取られた本に出会ったこともあります。
初心者向けのかぎ針編みの本を図書館で借りて、しばらく読んでいてふと、違和感を感じました。
よくみると、数ページが切り取られているのです。しかも、良く見ないと分からないくらいきれいに、です。
私は怒りましたそんなにきれいに切り取る技術とエネルギーがあるなら、他に向けろよ!
で、怒りながら「この本、〇ページから〇ページまで、切り取られています!」と司書の人に告げて返却しました。
もちろん、怒りは切り取った人へのものです。けれど、私の剣幕におびえたのでしょう。司書のお嬢さんはなぜか、「申し訳ありません!!」と私に謝りました。
こ、こちらこそすみません……貴女を怒ったのではないのだ……
ところで、せっかく買った伊丹さんの本も、買ったことに安心して、まだ全部読んでおりません……
色々な面で、申し訳ないです