千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

幸田露伴

2011-08-07 | Weblog
 「家族の昭和」関川夏央:新潮文庫は向田邦子・幸田文の描く昭和がある。この地に来て十数年になるが、この事実は聞いたことがなかった。「昭和二十年三月、幸田文はすでにお足腰の立たない父の露伴、十五歳の娘玉、そしてばあやをともなって義母八千代の実家、長野県埴科郡坂城に疎開したが、そこはたいへんなところだった。」とある。何がどう大変なのかは、自分で確かめて欲しい。評判が良い訳ではないので、町民には伝わらなかったのか、戦中の混乱なのかは分からない。結局終戦後の九月下旬には、この地を去っている。
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