千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

篠ノ井駅

2009-11-29 | Weblog
 この扁額は、195年(昭和25年)7月1日、篠ノ井町、東福寺村、川柳村の合併を記念して、当時の篠ノ井町の皆様から、当時寄贈されたもので、川村驥山(きざん)先生の書、中島龍風(りょうふう)先生の刻によるものです。 
 川村驥山(1882~1969)は、静岡県袋井市の出身です.幼い頃から漢字と書を学び神童といわれました.若年より各地をめぐり多くの文人墨客と交流した彼は、19歳で小室屈山(くつざん)に弟子入りし驥山の号はこの時受けました。
 昭和20年、当地に疎開し、この地を永住の地として選びました。戦後、日展の参事、審査員などを勤めるなど書道復興に尽力しました。昭和33年には、長野県文化功労賞を受け、篠ノ井町の名誉町民となり、昭和36年に日本芸術院会員に就任しました。
 なお、当駅から徒歩10分の芝先地区に、五歳の書「大丈夫」を始めとする作品や愛用約160点を展示した「驥山館」があります。
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