千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

ゴーギャンと鴨長明

2006-12-17 | Weblog
 毎朝、車のフロントの霜を取り除くのが大変な季節になった.衣替えではないがテンプレートを変更した.春の兆しを感じる頃、初代のテンプレートに戻そうと考えている.
 四十九日の法要は、七日ごと七週の区切りの最後らしい.故人が彼岸にたどり着けるよう後押しをする.村の和尚が次のような事を言っていた.ゴーギャンの絵のタイトルと鴨長明の方丈記の一節が同じくだりで書かれている.洋の東西を問わず、人の一生は同じ悩みだという事らしい.ゴーギャンの絵は『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』と言うタイトル1897-1898年(ボストン美術館)であり、方丈記のくだりは『知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。』人(私)はどこから来て、どこへ行くのかと言う永遠の問いである.この問いは答えなくても良い.答えは永遠に見つからないのだから。大切な事は、この問いの中で、日々生き抜く事だと思う.
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