KTM 990 Adventureの燃調を変更する調整用サブコンはパワーコマンダーも出てますが、
サブコンbazzazを試してみる事にしました。
出来る事は燃調調整のみなので、パワーコマンダーⅤに比べて調整できる範囲や項目は
狭く少ないのですが、パワーコマンダーはちょっと項目が多すぎて迷ってしまう事もあり、
今回はbazzazにてセッティング作業を進めさせて頂きました。
サブコンはこんな感じとボディは小さいのですが、車両側にも入る
スペースが少ない為、ギリギリの装着となってしまいました。
取り付けは既存のコネクタを外して、そのサブコン側の配線を
割り込ませるイメージでサブコンから出てる配線を取り付けて
行きました。
調整はパワーコマンダーと比べて便利な機能が付いてる為、
調整しやすく、変化したいポイントも探りやすいので、
凄く細かく燃調調整が出来るように感じました。
また、パソコン側で数値を変化させるとリアルタイムにサブコン側とデータのやり取りが出来るので
キャブレターを手で調整しているかのような反応の良さも感じました。
調整の後のフィーリングは細かに調整出来るので、トルクの谷間と感じてた回転域も燃調調整を
進める事で薄まり、乗りやすさも出せました。
セッティング作業を行い今回も感じましたが、パワーコマンダー同様にこのサブコンも外国製の為、
日本のガソリンや国内仕様などに有ってなく、測定器での数値に比べて、入ってるデータの数値の変化が大きいので
入ってたデータをそのまま使うのは難しいかも?と思いました。
それにしても、思いの外サブコンの進化を感じた作業となりました。