月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

歳神さまはおわします

2013-01-01 23:08:26 | 春夏秋冬の風



2013年 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


2013年元旦の朝は、穏やかに晴れあがった気持ちのいい天気の日だった。



目覚めるとカーテンをあけて、東の空の日の出を見る。


それから、神棚のお供えを整え、食事の準備にとりかかる。

御神酒を飲み、おせち料理と雑煮をいただいて、
食後には花びら餅と煎茶を飲む。


歳神様をお迎えするために、お正月は、清々しい心でいなければならない。

家を美しく清潔にして整え、
きれいなものを着て、
希望にみちた挨拶を交わしあい、
縁起ものである良い物を口にし、
神社や寺院に参拝して心身を
浄化する。

昨日までの何もかもを、全てふりだしに戻すことができる一年に一度のチャンス!
お正月はそんな希望の一日である。


まずは、今年のお年賀の話をすこし。
今年は、友達につくってもらった新しい名刺が12月末に仕上がってきたので、それらを題材にした年賀状を3パターンつくってみた。

「慶賀な春に、名刺を一新しました。」というキャッチフレーズで。



● 京都・洛西の名社、大原野神社「千眼桜」を背景に
● 天平人の天皇が愛用した宝物「木画紫檀双六局」の上に、さりげなく置いた名刺の図案
● ぎおん小森の「抹茶クリームあんみつ」と名刺のコラボ


広告制作会社を退職してフリーになってからもう12年、
お付き合いいただいた全ての「人」に感謝をこめた年賀状にしたいというのが、
今年の私のコンセプトであった。

わが家の受験生は「大晦日センター模試」(国語)と「センター過去問」を始めている。私たち外野はそれを見守りながら、年賀状の宛名書きなど。

そうやって、例年とは全く違う受験モードの、ちょっぴりピリピリしている独特の緊張感とともに幕開けたわが家の年始めであった。

ことしの目標は
じぶんの壁を打ち破って挑戦すること。

これまでじぶん自身でめぐらしてきた既成概念の壁を取り払いたい。そして、地道に機嫌よく、努力したものを積み上げていきたい。

そこから得たエネルギーや真理を
人、たちのなにかを動かす力に
有効活用できれば、とてもうれしい。