月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

潔く生きる人でありたい

2020-11-08 22:50:53 | コロナ禍日記 2020
 
 
 


 

 

ある日。7月30日(木曜日)晴れ時々雷鳴

 

朝6時に起床、ヨガ、瞑想。おわったらお白湯。

朝は松浦弥太郎氏のグラノーラ(プレーン、抹茶)混合。ヨーグルトで食べる。1ヶ月くらいシリカウォーター(eedun)をのんでいる。1ットルあたり93.4mgと非常に高濃度のシリカ非常に飲みやすい硬度12.7mg/Lの超軟水。

 

午前中、10時半から原稿。

午後からコピーワーク。わかりやすく、シンプルに、思いをこめて。あたらしく。

20代からコピーに憧れて、コピーの文体と効力に(ビジュアルと重なった時の仕事力みたいなものに)取り憑かれてきた。それから雑誌や読み物の記事を書き始め、いま一冊丸ごとのライティングに挑戦させていただきながらも、コピー(言葉)の仕事をする。もっとも商業的で、人の生活に役に立つであろうことばの仕事。人の、世の中の良い面に光をあてる。だが、制作過程において、たいていが修羅場だ。

 

2時。いきなり雷鳴がなり大雨のなかに閉じこめられた。家中の窓という窓に、雨が降り注いでいる。

 

 

ほぼ一日中、仕事ばかりをしていた日だった。夕ご飯は、じゃがいもとたまねぎ、きくらげ、中おちの鶏肉の煮物。トマトときゅうりのサラダ、お味噌汁。デザートには桃、プルーン。

 

途中、テレビをつけたら、「世界はほしいものにあふれている」を放映していて、三浦春馬さんが出演されており、じっとみていると現実味のない笑い方、軽い、感じがした。体重のない人のような美しすぎる笑い方。

きょうはパパさんの知り合いのカメラマンさん(私もお会いしたことがある)がお亡くなりになった。誰でも紛れもなく死にむかっているのだ。潔く、生きるために死にむかっていく人でありたい。