食欲の秋。
きょうは朝から弾丸で原稿作業を進めておりまして、2時を過ぎたら
もう我慢の限界(朝食は7時半)。
あーーお腹が減ったと、お彼岸に帰った折に実家からもらって冷凍しておいた
「よもぎの大福餅」を、高台寺金網つじの焼き網で焼き上げました。
これ、京都のライターの友人が2年前くらいにブログで紹介していて、
ちょっと高めなのだけど思い切って購入。(撮影の折に自分用のも購入してみた)
パンドミーやネギ、満願寺とうがらしなどを炙ったりするときに
時々使うのだけど、これがまぁ、ぷっくらと程よく焼けまして。
外側はカリッと。内側はやわらかく。
そのぽわっぽわっ感は赤ちゃんのほっぺみたい。いや耳たぶくらい(笑)。
セラミック板を焼き網の下に入れることで、火を遠火に変え、炭火で焼いたように(遠赤効果)食材を美味しくするんだとか。
こんなにお餅を美味しくするんなら、お正月の焼き餅が今から愉しみだ。
そういえば、「食はにっぽんの道具から」という特集を今春に企画した時、
うちの伊賀の土鍋や盛岡の南部鉄瓶、かつお節削り器、シュロのたわし、など自宅から持ち出して、
おなじみのデザイナー女子と記事(4頁)を組み立てました。
昔の道具は、ほんま賢いし、上品だし、使えるやつでありますね~。
毎日のようにお世話になっているのは、「有次のおろし金」。
表は粗め、裏は細め。また目は2列ごとに反対方向。
だから用途が広い。熟練の職人が丁寧に目たてをした手づくりだけに、
繊維と水の分離が少なくて、素材のうまみをちゃんと残してくれます。
ショウガ、山芋、大根おろしなどなど、なんでもこい!ってなもんです。
三条の内藤商店の「シュロのたわし」、細めのほうき状のは鍋用。
イガイガこげ茶の天然繊維も。
伊賀の土鍋は、白米を炊いて水加減をしたら、沸騰するまでそのままで
細い湯気がでたら、そこから火をとめて蒸らし10分。
二重蓋が圧力窯の役割をしてくれるから、これがお米がふっくら立ってすごくおいしい!
もう炊飯器の米の味は、とうに忘れてしまいました。
さすがに馬毛の網の裏ごし器はもってなかったけれど、
これはうちの優秀なデザイナー女子が持っていましたよ。
しっかりと焼き締められた丈夫な「すり鉢」も、「すりこぎ」も。
めちゃくちゃ、年季のはいった「おひつ」も。(全て私の持っていたものより、格段に味がありました)
南部鉄瓶は、盛岡の「釜定」さんのを私が持っておりまして、
朝一番に飲む甘くやわらかな鉄瓶の白湯なしでは、朝はもう、始められませぬ。
やかんも捨てました。そのうち電子レンジも捨てちゃいそうな勢い。
なんたって、電子レンジはカリウムやらビタミンBとか、大切な栄養素をたくさん破壊しますからね~。
小さな原子力・電子波で。(取材で料理研究家に教わりました)
さてさて、昔の古い道具。使えますね~。デザインも斬新だし。
使い続けるうちに愛着がわいて、もう今となっては手放せない。
そうとう年季が入っているので、そりゃあ美しいままではないのですけれど、うちのかわいい道具であり手足です。
にっぽんの道具やにっぽんの土の器。
手で洗って、拭いたり、火にかけたり。そしてまた眺めたり。
あーーー、この國のおなごでよかったと、しみじみ思ったお昼さがりでありました。
ま、粋に使いこなしちゃあいませんが、ただただ、普通に使っているだけなのですが。ごく一般的なライフスタイルのなかでの道具です。
それにしても、あんこの餅はうまかった!(笑)また焼こ!
パパが安納芋を、バッグいっぱい出張先から持って帰ってきたから、これもまた焼いてみよ~っと。
(それからの、ある日)
特大サイズのステーキを焼いたので、大量のポテトと一緒に、
夏に農家のおじさんにもらったコーンが2本冷凍してあったのを思い出して、
網の上にのせてみた。
1本丸ごとクルクル回すこと15分。これが、コーンの甘い汁が垂れ下がって最高の味!
蒸すもいいけど、焼くは、はんぱなく旨し!
アメリカで食べたコーンの味を彷彿。この日はオーストラリアビーフにして正解でした)
そういえば家では昔、冬に火鉢入れてたな…
家でついた丸餅のよもぎ餅、あんころ餅、
昔は焼餅に砂糖醤油を少しかけたりして食べたりして
とってもおいしかった。ほんのりついた網目が良いですね
鉄瓶、趣というか表情がありますね!
風味の違いはもちろん、普通にお茶入れるのと
前にこれがあって湯気が出てる雰囲気とで
随分とまわりの空気感が違ってくるんだろうね~
人は甘いものは食べるとまたすぐ食べたくなるそうだから、
私もほどほどにしようと何度も誓いますが…
やめるとストレスがたまりそうですね(笑)
砂糖は黒砂糖がミネラルがあって良いと聞きますね!
料理うちは三温糖を使っています。
カロリーは少し控えめらしいですが…。
しろくまさんちは三温糖ですか。私もお砂糖は、さとうきびのタイプを、いろいろ使ってみていて。大阪の鴻商店さんの「生砂糖」400グラム300円くらいのあれば使います。ただ家でどれだけ凝ってみても外食や取材ではいろいろいただいてしまいますものね~。甘いもの、少し控えようっと。
あべかわ餅に!格別です!
コーンは醤油をかけて食べると格別!
おいしいですね~
一時和菓子づくりにはまりました。
パンづくりの時みたいに。
私はコーンはバターと塩だけ派。
ステーキに、マッシュポテトをたっぷり作ると、カリフォルニアのステーキハウスを
思い出したわ。
一時和菓子づくりにはまりました。
パンづくりの時みたいに。
私はコーンはバターと塩だけ派。
ステーキに、マッシュポテトをたっぷり作ると、カリフォルニアのステーキハウスを
思い出したわ。