5月の最終週、5月28日(木曜日)。AM11時の関西国際空港。テロにでも遭った直後のように、あらゆる人が抜き取られた空港の「いま」。
緊急事態宣言の解除から、いったい何日したら人が、日常が、旅が戻ってくるのだろう。この廃墟の空間に。
花火業者の有志で作る「Cheer up!花火プロジェクト」。きょう6月1日は、全国で一斉にPM8時から花火を打ち上げ、新型コロナの収束を祈願した、とニュースで報道されていた。
中国・武漢での収束イベントを思い出した。
新型コロナウイルスは、人類に何らかのメッセージを伝えるために、もたらされたのではないか、と時々考える。いや、そうではなくて。私たちがここから必ず学ばなくてはいけないということか。とても重要な警鐘を……。
人はこれまでチーム(集団)となり、移動することで進化してきた。
個の中に巣ごもることは、急ぐのではなく歩みを止めることで。未来ではなく過去にむかってベクトル(思考)を促し、あなたが本当なら何を求めていたのかを、知ることでもないかしら。個を強くし、あるいは弱くもし、新たな進化を生み出していくためにも。
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