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アート・セラピーを終えて

2017-06-19 | アート・セラピー

先週、カナダから講師:上原英子さんのをお迎えして、アドラー心理学アート・セラピーを無事に終えることができました。

参加者の皆様、ご参加をありがとうございました。

今回は上原英子さん監修「アート・セラピスト養成講座・初級編」を開催することができて、大きな区切りを感じることが出来ました。養成講座を受講しながら、今まで開催してきた講座を振り返ることが出来ました。

8年前は、アドラー心理学やアート・セラピーの講座を開くんだけど・・と説明をしても大半の人はアドラー心理学やアート・セラピーのことを知っている人は殆どいませんでした。

まずはユングやフロイトの説明をしてから、アドラー心理学の説明をして理解してもらう。私自身がそれらを学ばないと説明できないから、専門書を読んだりネットサーフィンしたり。。今ではアドラー心理学の知名度が上がり、名前だけは知っていると答えてくださる方が増えました。

数年前の番組ですが、BSでハリウッド俳優が演劇のためにアート・セラピーをWSで学んでいる様子を放送していました。アート・セラピーと言っても絵を描くだけではなく、行動療法もあります。それは心の細部に触れることに繋がるので、役を演じるときはとても有効な方法だと思いました。幅の広い演技を求められる俳優は心理学を学んでいる人が多いかもしれませんね。

日本では、ヒーリングを目的としたアート・セラピーがあります。しかし、上原英子さんのアート・セラピーは癒し~ヒーリング目的ではありません。

描いた絵を分析して「あなたの描いた絵は・・・」と説明をするカウンセリングもありますが、上原さんのカウンセリングは分析はしません。そこが日本と海外の違いとも言えます。

カウンセリングを受けた本人が、本人の問題点に気づくよう導くのが上原さんのカウンセリングになります。

指摘を受けることに慣れてしまうと、自分で問題点を見つける(気づく)力が弱くなります。

「あなたはこうです」と他人に言われてしまうのと、「私ってこうだったのね」と自分で気づくのでは、その後の変化の深さが全く違ってきます。

人生は誰もが楽しいことばかりではなく、時には辛い体験もあるかと思います。何故こんなことになったんだろう、本当の自分が見えない・・とか、思い悩むときもあります。

渦中にいるときは、気持ちのゆとりを持つことが難しいですよね。大変なこともあるけれど、自分の中で感じた体験はどれも無駄ではなく、今への過程に過ぎないものだと思います。

過去を振り返ったり未来を憂うことなく「今」を大切に過ごすことができたらどんなに幸せでしょう。心のケアは、真の健康の1つだと思っています。自分では気付いていなかった、思いもよらない「私」と出会うかもしれません。

 

 

 

 

 


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