私は小さなメーカーで営業の仕事をしている。
お客様はと言うと、超一流ばかり。
毎日テレビでCMが流れ、日本中で知らない人が居ない位の大企業ばかり。
よくもこんな小さな会社がそんな大企業のお客様と直接の取引が出来るものだと昔から思っていたよ。
先人たちが立派だったのだろう。
まだペーペーの頃、『お前にそのお客様の相手は無理だ』と先輩に言われたことがあった。
理由はお客様の方が知識のレベルが高いから。
自社の製品を売るにしても、その詳細に精通しているのは売る側のメーカーでは無くて、使う側の
お客様だと。
『なるほどね・・・』と納得したよ。
最初の頃は打合せに行く前に、私は打合せの場面を想像し何度も何度もシミュレーションした。
こう説明すればお客様はきっとこう訊ねられる。そうすれば自分はこう答える。
そんなことを何度も何度も繰り返し練習したな・・・・。
先輩から離れ1人で行く様になったばかりの頃はとても緊張したのを覚えている。
ところが今はどうだ?
練習なんてしない。何とかなる。出たとこ任せだ。行ったとこ勝負だ。
少々のことならクリア出来る との驕りがある。
そして逆に何も知らない若いお客様にはえらそーに教えてあげる。
これはこうこうなんですよと。
『私失敗しないので(笑)』。数こなして来たからね。
ただね、楽になったのは自分がベテランになったからだけでは実は無いのだ。
最近はお客様のレベルがあまりに低いのだ。あまりにひどいのだ。
超一流と言われる会社だよ。
あるお客様なんか、技術者はマスター以上しか採らない。学卒は採らない。
みんな凄い学歴の方たちばかりだ。
それなのに、なんだかなぁ・・・。
彼らは専門的な分野においてはスゴイ勉強して来た人たちだろう。
でもつくづく思うのは、多分仕事って『OJT』なんだろうなってこと。
”ON JOB TORAINING”
仕事しながら今の自分の仕事に精通して行くんだね。
大学で専門的なことを学んでも、即それが仕事に活かせるとは限らない。
仕事をしていく中で自分の仕事の内容に沿った沢山のことを学び習得し熟練して行くのだろう。
だから40前後の課長さんクラスが一番カッコ良くて頼もしい。
でも若い人はダメ。
技術的なこともさることながら、人としての初歩的なことが全くなって無い。
いきなり初めてメールが来る。
『この度担当になりました○○(苗字)です。××を送って下さい』
は???
私は速攻、『メールアドレスでフルネームの読み方は分かりますが、漢字が分かりません。
部署名が分からないのでどこにお送りすれば良いかも分かりません』と返事する。
電話番号も何も書いてないので電話のしようも無い。
そしてある時は、ベテランの部類に入る人が何度も何度も検収作業を怠り(忘れ)支払通知書から
漏れている。
支払いが何カ月も滞る。金額の大きい小さいじゃないよ。企業として当然の義務だろうが。
営業は入金確認するまでが仕事だ。私は怒りに震える。頭に血が上る。
『どういうことですかっ!?今月こそって仰ってたじゃないですかっ!!!何カ月放ったらかしたら
気が済みますのんっ!』 目ぇかんで死ね あほ。
そしてある時は仕事が終わった頃に契約に入っていないことまで要求し、お前のところの責任範囲だと
のたまう。
私は議事録に記載ありますか?本当は忘れてましたでしょ?お聞きもしませんでしたし、言われもしなかった。
うちの責任範囲と言うなら最初からきちんとした要求仕様書出して。こういう状況になったら弱いのは
うちら業者です。いくら言っても相手はお客様ですから。
と又、はらわた煮えくり返る。
どこまで行っても客が51で業者が49 を超えないとは昔先輩に言われたが、最近はそうは思わない。
人として明らかにおかしいことはもう我慢しない。
50・50だ。仕事は Both Happy でなければいけない。
私は幸いにお客様の超偉い人をたくさん知っている。ホールディングスの取締役クラス。
若い時からの付き合いだもの。
その方たちが文句や不満があれば 言って、おかしいと思うことは何でも言って、何でも聞くから と
言って下さるが、悪いがとてもとても全部は言い切れない。有り過ぎて。枚挙にいとまがない。
どこの誰だ?と聞かれるが名前は一切出さない。どこの工場の・・・くらいにしか言わない。
どんなにお勉強が出来てもね、人はやっぱり中身なんですよ。
偉くなっている方々、皆頭がいいなんてこと当たり前の世界でね、それ以上にどれだけのお人かってこと
なんだよな。最終的にはお人柄だとか知性・品性、そういうことなんだよね。
ちなみに私はお客様の製品しか買わないよ。
お客様の競合先でうちに仕事くれないところのものは絶対に買わない。
正しい業者でしょ。
お客様はと言うと、超一流ばかり。
毎日テレビでCMが流れ、日本中で知らない人が居ない位の大企業ばかり。
よくもこんな小さな会社がそんな大企業のお客様と直接の取引が出来るものだと昔から思っていたよ。
先人たちが立派だったのだろう。
まだペーペーの頃、『お前にそのお客様の相手は無理だ』と先輩に言われたことがあった。
理由はお客様の方が知識のレベルが高いから。
自社の製品を売るにしても、その詳細に精通しているのは売る側のメーカーでは無くて、使う側の
お客様だと。
『なるほどね・・・』と納得したよ。
最初の頃は打合せに行く前に、私は打合せの場面を想像し何度も何度もシミュレーションした。
こう説明すればお客様はきっとこう訊ねられる。そうすれば自分はこう答える。
そんなことを何度も何度も繰り返し練習したな・・・・。
先輩から離れ1人で行く様になったばかりの頃はとても緊張したのを覚えている。
ところが今はどうだ?
練習なんてしない。何とかなる。出たとこ任せだ。行ったとこ勝負だ。
少々のことならクリア出来る との驕りがある。
そして逆に何も知らない若いお客様にはえらそーに教えてあげる。
これはこうこうなんですよと。
『私失敗しないので(笑)』。数こなして来たからね。
ただね、楽になったのは自分がベテランになったからだけでは実は無いのだ。
最近はお客様のレベルがあまりに低いのだ。あまりにひどいのだ。
超一流と言われる会社だよ。
あるお客様なんか、技術者はマスター以上しか採らない。学卒は採らない。
みんな凄い学歴の方たちばかりだ。
それなのに、なんだかなぁ・・・。
彼らは専門的な分野においてはスゴイ勉強して来た人たちだろう。
でもつくづく思うのは、多分仕事って『OJT』なんだろうなってこと。
”ON JOB TORAINING”
仕事しながら今の自分の仕事に精通して行くんだね。
大学で専門的なことを学んでも、即それが仕事に活かせるとは限らない。
仕事をしていく中で自分の仕事の内容に沿った沢山のことを学び習得し熟練して行くのだろう。
だから40前後の課長さんクラスが一番カッコ良くて頼もしい。
でも若い人はダメ。
技術的なこともさることながら、人としての初歩的なことが全くなって無い。
いきなり初めてメールが来る。
『この度担当になりました○○(苗字)です。××を送って下さい』
は???
私は速攻、『メールアドレスでフルネームの読み方は分かりますが、漢字が分かりません。
部署名が分からないのでどこにお送りすれば良いかも分かりません』と返事する。
電話番号も何も書いてないので電話のしようも無い。
そしてある時は、ベテランの部類に入る人が何度も何度も検収作業を怠り(忘れ)支払通知書から
漏れている。
支払いが何カ月も滞る。金額の大きい小さいじゃないよ。企業として当然の義務だろうが。
営業は入金確認するまでが仕事だ。私は怒りに震える。頭に血が上る。
『どういうことですかっ!?今月こそって仰ってたじゃないですかっ!!!何カ月放ったらかしたら
気が済みますのんっ!』 目ぇかんで死ね あほ。
そしてある時は仕事が終わった頃に契約に入っていないことまで要求し、お前のところの責任範囲だと
のたまう。
私は議事録に記載ありますか?本当は忘れてましたでしょ?お聞きもしませんでしたし、言われもしなかった。
うちの責任範囲と言うなら最初からきちんとした要求仕様書出して。こういう状況になったら弱いのは
うちら業者です。いくら言っても相手はお客様ですから。
と又、はらわた煮えくり返る。
どこまで行っても客が51で業者が49 を超えないとは昔先輩に言われたが、最近はそうは思わない。
人として明らかにおかしいことはもう我慢しない。
50・50だ。仕事は Both Happy でなければいけない。
私は幸いにお客様の超偉い人をたくさん知っている。ホールディングスの取締役クラス。
若い時からの付き合いだもの。
その方たちが文句や不満があれば 言って、おかしいと思うことは何でも言って、何でも聞くから と
言って下さるが、悪いがとてもとても全部は言い切れない。有り過ぎて。枚挙にいとまがない。
どこの誰だ?と聞かれるが名前は一切出さない。どこの工場の・・・くらいにしか言わない。
どんなにお勉強が出来てもね、人はやっぱり中身なんですよ。
偉くなっている方々、皆頭がいいなんてこと当たり前の世界でね、それ以上にどれだけのお人かってこと
なんだよな。最終的にはお人柄だとか知性・品性、そういうことなんだよね。
ちなみに私はお客様の製品しか買わないよ。
お客様の競合先でうちに仕事くれないところのものは絶対に買わない。
正しい業者でしょ。