全米オープン車椅子テニスで国枝選手・上地選手共に、決勝に進出したと先ほど7時のニュースで
観た。凄いよなぁ・・と思うしかない。
彼らはつい先ごろのパラリンピック個人種目で、夫々金メダル・銅メダルを獲ったばかりだ。
続けての活躍は本当に凄い。
パラリンピックを観ていて思ったのは、皆 凄く泣くよねと言うことだった。
勝っても泣く。負けても泣く。そしてその泣き方は半端じゃない。泣きじゃくる。
心中を思いやると、観ている方も泣くしか無かった。
アスリートと言うのは自分の肉体を極限まで痛めつける。練習をやってやってやりまくって、
練習量が多い人が勝つのか、はたまた戦略が優れている人が勝つのか、素人には分らないが
皆が過酷な練習に耐えて来たことは間違いない。そして何かが人より優れている人が
勝てる世界。オリンピックでも勝った人はどれほどの努力をして来たことだろう。
そう思うと感極まって泣けて当然だと観ている方は思う。勝てなかったとしても、それまでの
努力は事実なんだから、それはそれで泣けるよねと。
健常者でもそれまでのことを思うとそうなるのだ。
そう思うと、パラリンピックに出ていた人たち、身体のどこかに障害を持ったアスリートたちの
努力と辛さは、それ以上のものだろう。
彼らは皆、周りの人たちへの感謝を口にする。勿論オリンピックに出ていた人たちもだけれど
パラリンピックの選手たちは、周りの助けが無くては今の自分は無いという思いが更に強いのだろう。
皆が勝っても負けても感謝を口にした。そして個人種目であれ団体戦であれ、皆号泣してたよね。
強い思いがぶつかる戦いを何度も観た。不自由な身体を精一杯使って戦う姿を観て、それに比べて
自分は一体、どれほど自堕落な生活をしているのか!?と恥ずかしくなったりもした。
彼らの辛さや苦労は解ったようなふりをしても、決して解りはしないのだ。
泣きじゃくる姿を観て、少しでも自分の努力が報われたと感じられたとしたら、良かったね!
それ以上の喜びは無いよね と思った。
無事終わって良かった。パラリンピックをあんなにたくさん観たのは初めてだったかも💧