先にお断り。仕事の自慢なので。
今の会社に入って3年が過ぎたが、最初の頃私に随分意地悪する人が居た。手口がミエミエの
あからさまなやり方で、わざとやって楽しんでいたみたい。お客様の前でもやるものだから
反論も怒ることも出来なくて。何でそんな扱いを受けるのか?一体私が何をしたと言うのか?と、
私は頭に血ぃが上りまくりだった、何度も。
しかし考えてみれば、大の大人が・・・バカで悲しい人よね・・と逆に気の毒に思ったりも
したけれど。
で、今。その人(H氏)はすこぶる調子良く私に話しかけて来る。そして周りの若い人たちに
『今会社で一番仕事獲る人なんだから』と私のことを持ち上げる。
それもイヤなんだけれど、一体最初のあれは何だったのか?と不思議で仕方ない。
今でも好きではないけれど、普通に相手はする。変わった人だけれど、声がデカいので
言い分が結構通ったりする。そう言うものなのかな・・と何だか納得出来ない感じ。
先日数人で話をしている時に、その『今会社で一番仕事獲る人なんだから』の流れから、
何で私ばっかり仕事が獲れるのさ?と言う話になり、運じゃない?等と謙遜していたら
そのH氏『運なんかじゃない。やって来たことの結果だよ』と言ったのだ。
おうっ!解ってるやん!と私は思った。
そうよ。やったらやっただけの結果、やらなかったらやらなかっただけの結果。つまりは
そう言うことだ。ずうっとコツコツと積み重ねて来たことの結果が出て来ているのではないの?と
自分でも思うもの。サボらない、怠けない、真面目に一生懸命。時には必死。
それは何も決して、心して気を付けている訳でも自分に課している訳でもない。ただ仕事が
好きで面白いから、結果としてそうなっているだけで、苦痛である訳はない。
『私ばっかり何で?』と言う他の営業に言ってやった。どれだけこなしていると思う?
やってもやっても追い付かなくて溢れているよ。寝る間も惜しんで仕事しているよ。
別にそれが良いことだとは思わないが。
で、ハタと気が付いた。そうだ、分母の違いだと。羨ましがるK氏等の何倍こなして来ただろう。
彼らが見積1つ出す間に、私はその10倍くらいの数はこなして来た。結局打率だとすると
必然的に分母が多い方が決まる数は多い訳で、確率から言えば変わらないってこと。
それだけしんどい目してるってことだよ。なので効率よく仕事が獲れれば、それが一番良いに
決っているが、なかなかそうは行かない。世の中には打率の良いスーパー営業マンも居るだろう
けれど、凡人には無理だ。愚直にやるしかない。
それと私は多分、嗅覚とかお客様見る目とか優れていると思う。男見る目は無いが💧
先が見える。結果が見える。お客様も好き嫌いで判断している部分は多々ある。
うちの会社はおとなしい人が多い。揉めることもケンカすることもない。前の会社でも
表立って揉めることは無かったが、うるさいのだとか偉そばってるのだとかは居た。
私は”熱”って大事なんじゃないかなと思う。熱意だとか熱心だとか熱血だとかの熱。
その熱量は、エネルギーになる。仕事をする時は特に。松岡修造ではないけれど、もう少し
熱い人が数人居てもいいんじゃないかな?と思う。技術力がある会社なんだから、もっと
皆が熱くなれば、もっともっと儲かるんじゃない?なんて思ったりして。
そうじゃないと勿体無い。