幼い子が親に虐待されるニュース観るの 嫌だ

何度も書いているが、幼い子どもが親から暴力を振るわれたり育児放棄されたりなどの虐待の
ニュースを見る度に、気分が悪くて吐きそうになる。

今日も父親から虐待を受けた５歳の女の子が亡くなったという報道。
何度か児童相談所から一時保護を受けたり、病院から虐待を疑う通報があったりの過去があるらしい。
２０１６年１２月と昨年３月というから まだ３～４歳位の頃だろう。
寒い中、外でうずくまっているのを通報されたと。
２回目の保護が解除された後の同年８月末には病院から『こめかみ付近と太ももにあざがある』と
児童相談所に通報があり、『パパに蹴られた』と話したと。
”こめかみ”って何よ？蹴られるって何よ？
この時、県は一時保護の必要はないと判断したと。

今回は父親が”２月末”、風呂場で空の浴槽に入れて”水”のシャワーを掛け殴ってと。
真冬に水のシャワー。”叩く”じゃなくて”殴る”
大の男が小さい子を殴ったら、そりゃ死ぬわ。
目の周りにも痣があったらしいが、目の周り！？
この子は日常的に、この義理の父親からひどい暴行を受けていたのだろう。

児童相談所のやり方云々と言うつもりはない。手の出しようにも限界があるだろうし。
ただ、こういうニュースがきょうび日常茶飯事みたいに起こることの異常さに、誰も気が付かない？
何も思わない？と思うのだけれど。
他人には手の出しようが無い。
世間の、親に愛されない可哀想な子を全員引き取ってあげるなんてこと出来る訳無い。
ただ、ニュースを観て”又か・・・”と言いようのない気持ちにとらわれるだけだ。
他人のおばさんは”可哀想に・・”と無責任に思うだけだ。
何も出来ないのにそういうニュースを観るのは辛い。
報道する側は、これが”事件”だから流しているだけだろうが、観ている側はたまらんよ。
写真なんか出さないで欲しいわ。
どんな事件でも、事件である以上は罪の重さだとか大小だとかに関係なく報道はされるんだろうが
幼い子が親に殺される事件は、ただ一方的に報道されるだけで何の改善も為されず、解決の仕方も
無いだけに本当にやるせない。
”国を挙げて”と言うことも出来ないよね。家族の問題だし・・と言われればそれでおしまいだし。

でもねぇ・・。
”他人が”ではなく、一番近くて、一番好きで、一番頼るべき相手である”親”に殺される幼い子たち。
辛く苦しいだけの短い人生よ！（と勝手に思ってはいけない？）
その子たちの魂が、どうか安らかに眠れるようにと思う位のことしか出来ないけれど
今度生まれ変わる時は、安心して暮らせるところに生まれて来られればいいね。