雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

スキージャンプに思うあれこれ

2018-02-20 22:26:06 | スポーツ
ジャンプの葛西選手は又次の北京を目指すらしい。

古い話だが、葛西選手が長野五輪の団体戦の時に、”飛ぶな!””落ちろ!”と叫んでいた?思っていた?と
いう話は結構有名な話だけれど、私はこの話を良い気分では聞けない。
自分が出ていないのに、金メダルを獲って欲しくないという気持ちからだったらしいし、いまだに”金メダル”
だけを持っていないことが、葛西選手のしつこく競技を続けるモチベーションになっているのだろう。

どんな世界のどんな場面ででも、ライバルに勝ちたいという気持ちは、自然で当たり前の話だと思う。
ましてや誰かが選ばれ誰かが落選するという状況では、相手の失敗を願う気持ちが在ったとしても
不思議では無いし責められることでも無いと思う。それが正直な気持ちだろうと思うし。
ただ私がこの話の何がイヤかと言うと、選抜は終わった時点での話でしょと思うから。
自分が選ばれはしなかったが、日本の代表として他の選手が日の丸目指してやっている時に至っても
まだ言うのかな・・・と思うから。
そこはもう諦めて応援すればいいじゃないの?と思うから。
そんな簡単なものじゃ無い?
選ばれなかったのは自分の実力だろうし、その前のリレハンメルで原田が失敗して目の前の”金”が逃げて
行ったことも運だし。
団体戦である以上仕方ない。原田を恨んでいるかどうか知らないが。

私が思うのは、葛西選手が選手生活・競技人生をまだまだ続けたいのならやればいいと思うし個人の勝手だし
選ばれるならそれだけの力があるということだし、好きにすればいい話だと思う。
他人がどーのこーのという話ではないわ。
ただ、そういう昔の恨みつらみみたいなことを、口に出して言わなくても良かったんじゃない?ということ。
”落ちろと思ってた”がいつの発言かは知らないが、今は正直”レジェンド”とまで呼ばれている葛西選手が
それをモチベーションにしなくても、公言しなくてもいいんじゃないの?と思うのだけれど。
値打ちが下がるんじゃないの?と思うよ。

そもそもが”レジェンド”って何よって話だけれど。
長く続けていればレジェンドになれるのか・・・。
海外から言われ始めた話らしいから葛西選手のせいではないけれど。
以前はそれほども思わなかったけれど、もう葛西選手いいわって気分だな、私は。
原田選手も何かそれほど好きじゃない。
私にとってのジャンプのレジェンドは、やっぱり船木選手だわ。
あのきれいな美しいジャンプは忘れようにも忘れられない。
板と平行にくっ付く様な船木選手の姿勢。素晴らしかった。
金を獲った翌日の新聞に、見開き2頁にわたってカラーの写真が出ていた。
それを切り抜いてしばらくは壁に貼って眺めていたよ。
あとは、札幌の”日の丸飛行隊”。金銀銅独占したんだ。ニッカウヰスキーの笠谷選手も忘れない。
札幌は学生だった。長野の時は働いていた。テレビで観ていた時の状況もはっきり覚えてる。
凄く興奮したな。
ずいぶん昔の話だけれど。

小平奈緒選手おめでとう!しみじみ嬉しい

2018-02-18 23:04:14 | スポーツ
小平奈緒選手金メダルおめでとうございます!
この平昌オリンピックで、是非是非金メダル取って欲しい人の一人だったので凄く嬉しい。
1000mが銀に終わって残念だったし、500mは本人も何が何でもと言う気持ちだったろうが、
今日も怖くてリアルタイムで観ていられなかったよ。
韓国のイ・サンファが滑り終わるまではみんな気が気じゃなかったろうし。

小平選手のチャラチャラしていない雰囲気が好き。何だか”ストイック”というイメージ。
勝手に思っているだけだけれど。
地元の相沢病院所属という経緯もいい話だし、病院長、ホントいい人だね。男気あるわ。
病院のみんなもきっと最高に嬉しいだろうな。

どのアスリートも皆同じだろうけれど、凡人には考えられない様な血の滲む様な過酷な日々を過ごして
今の栄光が有るのだろうね。だから周りも嬉しいけれど、本人が一番嬉しいに決まっている。
泣けるほど嬉しい訳だ。
羽生選手も言っていたではないか。”人生で一番幸せな時だ”と。
日本で、ぬくぬくした部屋で、テレビ観ながら応援している一般の私たちは、その幸せを少しおすそ分け
してもらう訳。観ているだけで図々しい話だけれど(^_^;)

誰でも”金”が一番嬉しいだろう。
ましてや”金”獲れるのが当然の様に言われ、”金”を期待され、自身も”金を獲る”と豪語していた人は、
”銀”では嬉しくないだろう。考えれば凄いことではあるのだけれど、本人はきっと納得していない。
銀で満足なんかしていない。はずだ。
だからそんな時はそっとしておいてあげて欲しいわ。




困っている人を手伝うって難しいかも

2018-02-18 19:11:19 | 社会
金曜日の出勤時、駅手前の広場を歩いていて”コツっ コツっ”て響く音が聞こえていて”何の音?”と
思ったら、すぐに目の不自由な人の白杖だと分かった。

男の人が駅構内で大きな柱(1m角位)の前で行き詰まりになっていて、それが太い柱だと分からなかった
のだろう、右にも左にも避けられなかった感じで困っていた。
私は『電車に乗るのですか?一緒に行きましょう』と言って、その人の空いている方の手を自分のひじ辺りに
持って来て、掴んでもらった。
『切符はありますか?』『ハイ持ってます』で改札口通り、『どっち方面?〇〇?△△?』と聞くと
同じ方向だったので同じエスカレーターに乗り、『どこまで?何に乗ります?特急?』と聞くと『準急』と。
『では私と乗る電車は違うからここまでね。電車は次の次ですよ』と準急用に並んでいる列の最後尾まで
案内すると、その人は『柱の横ですね』と。
周辺のことはよく分かっているようだったが、最初に『〇〇(何と言ったか聞こえなかった)が今日は
調子が悪くて』だか、『分かり難くて』だか、そういう類のことを言っていたので、いつもと何かの様子が
違ったのだろう。黄色の凸凹が変だったのかな?

その間、その人は何度も何度も私にこう言った。『朝の通勤の急いでいる時に済みません』『済みません』
『有難うございます』と。その度に私は『いえいえ・・・』と言いながら、そんな大層にお礼言ってもらう
ほどのことじゃないからと心の中で思っていてのだけれど。
しかしそれを最初に聞いた時は、”このおじさんはあの柱の前でどちらにも行けずに、しばらく難儀していた
のでは?”と思ったね。多分急いでいる人は他人に構っている暇はなかったのかも。
かくいう私も、乗りたい電車の時間が迫っていれば、対応してあげたかどうか分からない。
その日は時間的余裕もあったし、その人がいい人そうだったから(なんで分かるねん!て話だけれど)私も
親切に出来たのかも。

正直、体の不自由な人や困っている人難儀しているであろう人に、どこまで関わって?構って?いいのか
分からないというか判断に困る時はある。
私はお節介なおばちゃんだから、すぐにでも手と口が出てしまいそうになるのだが、いやいや・・・と
一呼吸置かなければならない。
こちらが良かれと思ってしたことでも、向こうはイヤかも知れないし、放っておいて欲しいかも知れないし
例え時間が掛かっても自分で出来るし・・と思っていて、ホント余計なお世話かも知れない。

結局は、手伝う方も手伝われる方も、それが自然であればいいってことなのかな。
特別手伝ってもらうだの手伝ってあげるだの、そういう意識すら持たなくていい雰囲気と言うのが
理想なんだろうなとは思う。
でも電車の中なんかで、目の前に腰の曲がったお年寄りが立っていようと、杖付いている人が居ようと、
知らん顔して平気でドカンと座り、スマホばかりに気を取られている、又は寝ている?若い人なんかを
見ていると、私は腹が立って仕方ないよ。
言いたくて言いたくてうずうずするが、”構うな”と周りに懇々と言われているから、最近は我慢は
している。
あのおじさん電車で座れたかしらん?




当ブログに過去コメントを下さった方々へお詫び

2018-02-18 16:45:35 | 日記
そもそもがブログを始めたきっかけが、サブタイトルにもあるように
”日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る”です。
話し相手も居ないことから、その日起こった諸々の出来事を日記代わりにブログに書くことにより
自分の心を鎮めて来ました。いわば自身の思いの発散の場所・鬱憤のはけ口みたいなものでした。
だからひっそりこっそり始めました。

ところがそんなワガママなブログにも来ていただく方が増え、たまにコメントまで頂く様になり、
有難いコメントにはお返事を!と思いながら、色々調べてみましたが今までコメントに対するお返事の
仕方が分からなかったです。
そして今日初めて理解致しました。
gooブログにはコメントに対する返事は同じコメント欄で返すしかないということを。

これからは頂きっ放しで放っておくことの無い様、真面目なコメントにはちゃんとお返事したく
考えております。
今までの失礼をお詫びします。
そして今後ともどうぞ宜しくお願いします。

羽生選手・宇野選手おめでとう!

2018-02-17 18:15:51 | スポーツ
ついに平昌オリンピックで日本に金メダルがもたらされた。
それも金銀のワンツーフィニッシュという快挙。
羽生弓弦選手・宇野昌磨選手、おめでとう!そして有難う!

今日は休みだからリアルタイムで観れた。
と言っても、羽生選手の時と宇野選手の時は音のボリューム落として聞こえないようにし、
用事をして画面を見ない様にし、演技終わってすぐに確認するというありさま。
怖くて観てられない。

羽生選手は絶対王者と言うか圧倒的に強い!というチャンピオンになりたいと言っていた。
そして自信満々?だった(様に見えていた)。
そして言った通り、思った通りのことをやってのけてしまう。
それがすごい。それが出来てしまうのが凄い。
まさしく有言実行の人だ。
強気な発言と言うのは余程自信が無くては出来ないと思うのだけれど、それを現実にしてしまうところが
彼の凄いとこだ。どれ程の努力を重ねて来たのだろう・・・と思う。
男子では66年ぶりという連覇まで成し遂げて、間違いなく羽生選手はフィギュアスケート史上最高の
スケーターとして記録と記憶に残ることだろう。
日本にも凄いスケーターが誕生したものだ。
私は羽生選手の”どうだっ!”という雰囲気が苦手だったのだけれど、あの実力の前には脱帽しかない。
ただただ心底賞賛したいよ。参りましたっ!凄い人ですっ!ってね。

そして初めての五輪で銀メダルの宇野選手も凄かったよ。
彼は自分の前の人の演技も点数も全部観ると言っていた。今までにないタイプ?
そしていくら取ったら勝てるとかの計算もするそうだ。
あまり緊張しない?
最初のジャンプで転倒して、自分自身で”笑っちゃう”?
今回の銀メダルは通過点だって。いつもとあまり変わらない。特別なことでも何でも無さそうだ。
なんだか次元の違う人の話みたいだ。
でも演技は感動ものだったよ。良かったよ。

今どきの子はあまり感情を表に出さないの?
自分が勝って、喜び爆発させたり、はしゃぎ過ぎたりすると他の人に悪いからなのかな?
皆クールだね。
”嬉しい!!”って2人ともなって無かったものね。
あっ、羽生選手は泣いていたよ。やっぱりよっぽど嬉しかったんだろうね。
あのクールな羽生選手にしては珍しかった。
フェルナンデスがちょっと可哀想だったけど、そこは勝負の世界だから仕方ないね。
そしてアメリカのチェン選手?
あの人もショートプログラムでは信じられない位の出来でメダルが遠のいたけれど、今日のフリーは
見違えるほど凄かったよ。よくあそこまで頑張ったな・・・と拍手を送りたい気持ちだった。

若い人には本当に驚かされる。
将棋の藤井5段はあの国民栄誉賞もらったもう一人の羽生さんにも勝って、史上最年少で棋戦の優勝を
果たしたそうだ。そして半月ほどで6段に昇格するんだって。
羽生さん、羽生君を応援しているって言ってけれど、自分が負けてしまったらアカンでしょ。
それにしてもモンスターみたいな若者たち。
感心するやら驚くやらで、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと、しみじみ思う。