日曜日、期日前投票に行った。
大1の孫Nと。私も最初からそのつもりだったし、Nも『お母さんからおばあちゃんと一緒に
行くように言われている』と言って来たし。
娘はNが大学入学を機にこの春、旦那の元へ帰った。なのでNは近所のマンションで1人暮らし。
Nの2回目のワクチンの翌日が投票日だ。しんどくて無理かも知れない。心配で日曜日には娘が
来るらしい。という訳で期日前ということになった。
区役所まで歩きながら選挙は初めてか聞く。18歳になって以降、都構想の賛成反対の住民投票が
あったと。その時は娘と行ったらしい。なので、人に入れるとか政党に入れるとかは初めてと。
ふむふむ・・と私。
で、誰に入れるか決まってるの?⇒ううん。政党は?⇒解らん。
で、私は聞く。おばーちゃんがこの人、この政党と言ったら、言われる通りに入れるの?と。
すると、『うん』と言う。おばーちゃんは〇〇でしょ?それでいいよと。
いやいや、それはアカンでしょ。もっと真剣に考えてよ。政治に興味持ってよ。
私は各政党の基本的ポリシーを、一応公平にざっくりと説明はした。あとはお好きな様に。
そして、裁判官の国民審査も有るよと言うと、『何それ?』と。それも説明した。
名前が書かれている裁判官の内容など知らない限りは、余計なことはしてはいけないよと。
あなたのチェックで、人1人罷免させることになるかも知れないんだからと。
まあ私も、初めての選挙の時は父に言われるまま緊張しながらやったような記憶はある。
N曰く、『もっと若い人たちが選挙に行こうと思えるような政策言えばいいのに。
年寄の投票率が高いから、年寄受けすることばかり言ってるんでしょ?』と。ふうん、それなりに
考えはしているのね。
『若い人がたくさん投票に行って、自分たちの1票で国を変えて行くんだ変えられるんだと思って
くれればいいんだけどね』と話しながら投票所へ。
投票終えて出ると出口調査。『誰に入れましたか?どの政党に?』と聞くから『ここをどこやと
お思いで?大阪でっせ!』とお答えしました。いやいや、その後ちゃんと答えたが(;^_^A。
そのくせ『今までどこが一番多かったです?』と逆に私が聞くと『それは言えません』と。
そりゃまあそうだろうねとは思ったが、よくよく考えれば、人には聞くけどこっちの質問には
答えてくれないのね。何だか一方的。
その後お昼を一緒に食べる。Nが行きたいと言う洒落たお店のランチプレート。食後には美味しい
ケーキも。
で、私は出張に行くからと言うと『何しに行くの?』と聞く。ま、簡単に言えば工事後不具合が
あって、今日は既に工事の人がお直しに入ってる。月曜に生産運転が有るからそれの立会とお詫びよ
と説明。すると、『そんなことに行かなアカンの?』と言うから、『それが営業の仕事よ』と説明。
まあまだ解らんでしょうな。
Nがどんな職業に就くのか知らないが、大学過ごして就職して、少しずつ世間というものを
実感して行くようになるのかな・・・と思うと、こんな呑気で大丈夫かしら?と思う反面、
結構しっかりしたところも有ったりで、徐々によねと。
娘がおかずを作りだめして送って来たり、私も休日にたまには作ってあげたり、食材を一緒に
買いに行ったりはするが、基本自炊しているN。
いつだったか『自分は今まで凄く恵まれていたんだなって思う』と言った。『帰って来ると
当たり前にご飯が出来ていた。それが当り前じゃないんだと、自炊し出して解った』と。
おうっ!親のありがたみが少しでも解ったのね。いいことだ。
何でもかんでもやってしまう娘と離れたのは正解だったと思う。苦労しながらでも少しずつ
成長して行ければいい。娘と違っておっとり優しい子だ。図太いところもある。
こんなに大きくなりましたか・・・と我が身の年齢を実感する💧