無双の花 葉室麟
筑後(現福岡県柳川市)柳河藩 初代藩主 戦国武将 立花 宗茂の話
関ヶ原の戦いで改易後、大名として復帰した武将は多くいるが、旧領に復帰した武将は宗茂ただ一人。
戦国時代の脇役ですが、その生い立ちより魅力的な武将のひとりであり。多くの作品に登場しますね。
本作では、西国無双と言われた立花宗茂が「立花の義は決して裏切らないこと」を公言し、最後は、その義を貫き通し花を咲かせます。
旧領、柳河に凱旋帰り咲くシーンは、涙涙・・・・
やはり、葉室作品は、凛とした漢気作品がいいですね♪
島津勢の猛攻に耐え、駆けつけた秀吉に「その剛勇鎮西一」と誉め称えられた立花宗茂は、九州探題大友家の元家臣であったが、秀吉によって筑後柳川十三万石の大名に取り立てられた。関ケ原の戦いで西軍に加担した宗茂は浪人となったが、十数年後領地に戻れた唯一人の武将となった。その半生を描く話題作。
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