白鷹伝・戦国秘録 山本兼一
戦国時代覇者に仕えた鷹匠が主人公
何度も紹介してますので言うまでもなく作者の真骨頂・戦国時代の匠にスポットをあてた作品。
この本は、主人公の匠だけでなく、匠が作る作品が生き物であるため、その生き物=鷹にも感動。
伝説の白鷹「からくつわ」高度な知能をもった野生鳥を人に従わせ、一流の狩人の仕立てる様は、まさに感動もの。
主人公が仕えた主人のひとり織田信長を主に秀吉・家康の人間模様も交え乱世を生きる鷹匠の物語
つくづく残念な作者を亡くしたと思いますね・・・・
彫師の世界を描いてほしかった。
浅井家鷹匠小林家次は、小谷城落城の朝、狼を捕獲する白鷹を目撃する。その白鷹こそ伝説の「からくつわ」だった。捕虜となった家次に、敵将信長は「白鷹を捕らえてみせよ」と命じた。ここに、織田家鷹匠としての人生が幕を開けた…。白鷹との誇りをかけた対峙。国使を自称する韃靼人の鷹使いとの交誼。信長、秀吉、家康と仕えた天下一の鷹匠の生涯を描く時代大作。
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