ぶらり紀行

宝塚市近郊の神社仏閣・祭り山車を中心に訪れた様子をレポート

正信寺

2014年11月02日 20時47分59秒 | 社寺まいり

大阪府富田林市貴志町 真宗興正派 正信寺

寺院情報不詳

築造等家人に確認しましたが不明

棟札等ないか質問したところ以前に仏像を安置した厨子の一部だと思いますが、墨書き部分をみせていただきました。

宝暦6年とあります。

これは、彫刻からするとどうでしょうか?古過ぎるような?

向拝柱彫刻は、推定・服部一門 

内部欄間 牡丹 二十四孝の郭巨 (金箔してありますので彫師不明)

郭巨 (地をほって金を出す)

漢朝の郭巨(かくきょ)は、家が大そう貧乏でした。一家は老母と夫婦の三人で、仲よく暮していましたが、後に一人の子供が生れました。
そのため、ますます生活が苦しくなりました。母親は以前から病気がちでしたが、丁度その頃に病状が悪化しました。
お金がないので、仲々医者に診てもらうことも出来ません。そこで生れた子供を他人に売って、それでお金を手に入れることにしました。
なぜかといいますと、夫婦で商(あきな)いをしても大したこともなく、したがって、いくら考えてもちっともいい方法が見つからなかったからです。
思案の揚句に、裏庭に行って母親の病気に利く薬草でもないかと思い、草の根を掘っていました。これはまさに至孝(孝行の極致)の姿でした。
これには天も感動せずにはいられませんでした。その孝心を全うさせてやりたいということだったのでしょう。
その地中から、天から授けられた黄金が出て来たということです。
































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