
京都府福知山市三和町菟原下 梅田(春日)神社
この地方の古代からの屈指の豪族紀氏の先祖を祀る梅田7社の一つ
文治5年(1190)草創
平成2年(1990)の草創800年大祭には、修復神輿、曳山曳行・稚児行列等2日間に渡り村中総出賑わいであったそうです。
曳山が気になりますが・・・・
社殿
弘化2年(1845)再建
梅田社と春日社並び本殿ですが、屋根は一体。
彫刻
基本は、京都彫です。
一部助として中井権次橘正次もしくは正貞が彫っていますね。
微妙にこの親子見極めがむずかしい。年代的には、どちらも合致します。
まずは、京都彫より
彫師は、誰かはわかりませんが、京都彫で間違いないと思います。






















中井彫刻





よく似てますね。
中井彫刻なんか?中井青龍軒なんか?
わかりませんが、中井っぽいですね。
私の見方は、ざっくり見たので、こうして整理してみると
納得しますね。
京都彫りは、篠山市日置磯宮八幡宮本殿(京都彫物師名前は見えにくい)や東山区瀧尾神社、亀岡の神社を参考に木鼻獅子、蛙股龍に特長あるので京彫と判断してます。
もちろん多くの京都彫物師いたでしょうからすべて似た特長あるとは思いませんが、このタイプはそうだと思います。
中井彫刻は、まささんのおかげてひとめでわかるようになりました。(笑)