霊獣 麒麟
中国発祥の瑞獣
仁の心を持つ君主が生まれると姿を現す一角の霊獣。角は肉に包まれ、いかなる生命をも傷つけない。
形は鹿に似て大きく背丈は5mあり、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄をもち、雄は頭に角をもつとも言われる。背毛は五色に彩られ、毛は黄色い。頭に角があり、本来は1本角である。ただし2本角、もしくは角が無い姿で描かれる例もある。
普段の性質は非常に穏やかで優しく、足元の虫や植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌う。
神聖な幻の動物と考えられており、1000年を生き、その鳴声は音階に一致し、歩いた跡は正確な円になり、曲がる時は直角に曲がるという。また、動物を捕らえるための罠にかけることはできない。麒麟を傷つけたり、死骸に出くわしたりするのは、不吉なこととされる。
(ウッキペディアより)
冒頭宝写袋図の麒麟図は、上記解説の麒麟とは違うような気がしますが、彫刻の麒麟は比較的判断しやすいですね。ただ私も解説でよく使いますが、馬足龍の判断が微妙ですね。彫った人に聞かないとわかりませんが、基本的には、龍顔の馬足は、麒麟で正解かと。
思いつく麒麟彫刻傑作特集
おまけ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます