昔から、男ふたりに、女ひとりという組み合わせの映画は、たくさんありますね。
「冒険者たち」「明日に向かって撃て」「グラン・ブルー」など。おそらく、思いつかないだけで、他にもたくさんあるはず。おおよそにおいて、うまくいかずに悲しい結末が多いようですが。観ている観客の方は、大概、どちらかの男性に肩入れして、ドキがムネムネする、いや、ハラハラドキドキするんですよね。
そんな組み合わせのすごい映画が、3月にやってきますよ。小説「野蛮なやつら」の映画化「野蛮なやつら/SAVAGES」です。まずは、以下のURLをクリック。
ねっ、期待できそうでしょう?
久しぶりに前売り券を買いたくなる映画です。楽しみ!
◆イントロダクション
原作は、ドン・ウィンズロウのベストセラー小説「野蛮なやつら」。2010年に発表されるや、詩的な描写と映画脚本の手法を取り入れた斬新な構成が、読者と批評家に高く評価され、スティーブン・キングからは「セミオート版『明日に向かって撃て』だ!」と激賞された作品です。メガホンをとるのは、3度のアカデミー賞に輝く監督・脚本家オリバー・ストーン。近年は、政治的なメッセージ性の高い作品や娯楽性に富む大作を多く作っている彼ですが、本作では疾走感あふれる語り口、大胆なバイオレンス描写、オフビートなユーモア、そして驚きに満ちたエンディングと、ストーン本来のパワフルでダイナミックな作風を堪能させてくれます。キャストには豪華な顔ぶれが勢ぞろい。優しいインテリのベンを演じるのは、『キック・アス』の主演で注目を集めたアーロン・テイラー・ジョンソン。クールで屈強な元傭兵のチョンを演じるのは、『バトルシップ』『ジョン・カーター』と大作への主演が相次ぐテイラー・キッチュ。2人の「帰る場所」であるオフィーリア役は、TV「ゴシップガール」のヒロインで、若い女性のファッション・アイコンのひとりであるブレイク・ライブリー。この今が旬な3人を、『トラフィック』でアカデミー賞を受賞したベニチオ・デル・トロ、『フリーダ』のサルマ・ハエック、『パルプ・フィクション』のジョン・トラボルタなど、オスカーノミネーションの実力と華を備えたベテラン・スターたちがサポートしています。
ストーリー
ラグーナ・ビーチを拠点とする2人の若き実業家、平和主義のベン(ジョンソン)と親友の傭兵経験のあるチョン(キッチュ)。彼らが始めた事業=高品質を誇るマリファナ栽培は大成功を収める。二人は幼馴染の美女オフィーリア(ライブリー)との一種独特な恋愛関係まで共有する仲だ。しかし、メキシコの麻薬組織が、この三人を支配下に治めようと進出、オフィーリアを拉致、脅迫してきたことから一変する。彼らは愛するオフィーリアを取り戻すべく、麻薬組織バハ・カルテルに勝ち目のない戦いを挑む。イチかバチかの野蛮な闘争の中、次々に繰り出される作戦は次第にエスカレートしていく―。
キャスト・スタッフ
出演:テイラー・キッチュ、アーロン・テイラー・ジョンソン、ブレイク・ライブリー、ジョン・トラボルタ、サルマ・ハエック、ベニチオ・デル・トロ
監督:オリバー・ストーン 原作:ドン・ウィンズロウ 「野蛮なやつら」 (角川文庫)
R15+ 配給:東宝東和 ©Universal Pictures 公式HP
2013年3月8日公開