Frany's Yard

Frany's Yardはトリュフのスタッフたちが、アンティークの話、日常の中の嬉しい、可愛い、心地いいことを綴ったミニコラムです。

裏庭日記

2005-04-30 16:12:23 | 裏庭日記
ちはるさんの記事で紹介されました、トリュフ寺町ウェアハウススタッフsabaeです。仕事は主に出来ることも出来ないことも全てですが、店主マルツの「裏庭にバラを植えたい。」の一言で園芸係長に任命されました。バラどころか、植物を育てたことが無かった私ですが、返事は勿論「YES.」です。そんなsabaeの園芸失敗談(多分成功しないと思う)や雑記など。

ここのところカタログ製作の忙しさから、手を抜きがちだった裏庭を点検したところ、バラ5株に蕾が出ていました。特にピンクスターは大量に。
「これって蕾?」「葉っぱやろ。」と既に未知との遭遇なsabaeとマルツ。
ともあれ、今年は花を咲かせるつもりはないので、初めての摘蕾です。やりかたも分からないままに蕾を摘みまくったわけですが、ふと「これって動物で言えば去勢に当たるのでは・・・」と考えてしまい、なんとも言えない罪悪感に苛まれ、「これはお前の為にやっているんだからな。」と言い訳してみたり、「ゴメン、ウソ。ほんとは俺の勝手な理由で・・・。」とぶっちゃけてみたり。実は前日犬を飼っている知人と、犬の不妊手術の是非について議論したのですがそれがまずかったか。せめて元気だったあの頃を写真に収めてあげることで供養したいと思います。

sabae


Mazzy Star "Among My Swan"

カタログSPRING2005

2005-04-29 21:45:08 | Weblog
今回もカタログ受付日に、お電話とご来店、E-MAILで、たくさんのご注文をいただきまして本当にありがとうございました。
今回の受付日は初めての試みで、寺町ウェアハウスの裏庭で、ティールームを開催いたしました。ちょっと日差しが強かったのですが、とってもいいお天気で、ミルクティー(ウバ)と手作りのダークチェリーのケーキ&バナナとくるみのパウンドケーキをお出ししました。アンティークのカップアンドソーサーなど、食器やリネンはすべて自宅で使っているアンティークを使いました。ゆっくりしていっていただきたいなって思っていましたので、初めてお会いするお客様同士で、お話も弾んでいらっしゃって、とても和やかな雰囲気で良かったです。この裏庭では、トリュフの庭師サバエさんが丹精こめて育てているお花、ハーブそして去年の冬に植えたオールドローズ苗も生き生きとした緑の葉が茂り、きっと来年の5月には、美しい薔薇の花をお見せ出来るのではないかと思います!

ちはる

バーゲンハンター?に遭遇

2005-04-14 23:05:32 | Weblog
イギリスへ買い付けへ2週間ほど行ってまいりました。今回は季節も良く、天候にも恵まれ、花咲く春のイギリスを満喫してきました!・・・なんて言っても早朝から陽が傾くまでお仕事三昧の日々、美しい田園風景は運転中の車窓から眺めるだけ。止まりたいけど止まれない、先を急ぐ旅でござんす。とほほ。

ところで写真はとある地方でのアンティークフェアで出会ったTV番組収録の様子。犬も歩けばアンティークに当たると言われるアンティーク王国イギリスでは、もちろんアンティークをテーマにしたTV番組はいくつもあるのですが、こちらは中でもボクのフェイバリット“バーゲンハンター”。さえない紺とえんじのジャージ(テツ&トモ風)を着せられた、いかにもお人よし風の二組の視聴者ペアが、当日アンティークフェアで買った“これは”という品々をオークションに持ち込み、買った価格と落札された価格との差額を競う、善良な英国国民のための、この上ない平和な娯楽番組です。イギリス各地のアンティークフェアを回っていると、たまに出くわすので、言ってみりゃあ、大して珍しくもない訳です。しかし司会のおっちゃん、TVで見るよりかなり背も高くてかっこいいジャントルマン。記念に1枚パシャッ。ボク的には先代の司会、アラブ系の紳士で、みのもんたを10倍濃縮したような、コールタール級に黒光りした、あのお顔が懐かしい・・・。日本でもぜひやってください。そのときは、やっぱりみのさんで。
いかんいかん、はよ買ったもの車に運んで出発せんと、日が暮れるまでにホテルに着けない。
先を急ぐ旅でゴザンス。

●マルツ