Frany's Yard

Frany's Yardはトリュフのスタッフたちが、アンティークの話、日常の中の嬉しい、可愛い、心地いいことを綴ったミニコラムです。

裏庭日記 v5.6

2010-05-28 13:19:58 | 裏庭日記
今が春なんだか梅雨なんだか夏なんだかよく分からない気候の続く今日この頃で、
昨日は冬に逆戻り、それとも早送り?な京都でした。
って最近季節の挨拶をすると大抵異常気象な話になって、
どの季節の挨拶してるんだか分からないsabaeです。
今日は。
どの季節でも使える挨拶ということでもありますが。

勢い余って既に片付けていた冬物からフリース引っ張り出しましたよ。
こんなに寒がっていたのは私だけかもしれません。風邪か?
尤も寒かろうが暑かろうが咲いた花が蕾に戻るわけもなく、
裏庭のメインイベント、バラの季節はそろそろ終わりそうです。
そんな訳で、反省会。

ピエールドロンサールは殆どの蕾が開ききって、きれいな盛りを過ぎた感じ。
花びらがぽろぽろ散らないので、もうしばらくは楽しめるか、と言うところです。
花が重くて下を向いてしまうので、もっと高い位置に誘引したいところですが、
ブロック塀にネイル打ち込んだら不味いだろうな。
いつか巨大な(アイアンの)門扉を設置して、そこにバラを這わせると言う野望、
いや妄想が実現するのは何時の日か。

去年無残にもシュートが2~3本程枯れてしまったので、
全体にこぢんまりしてしまいましたが、その分手入れは楽になってウハウハ。
いやそんなこと言ってたら本末転倒なので、新しいシュートが出ることを期待しよう。
株元に動きかけた芽がいくつかあったので、立派に成長することを祈っていたのですが、
今のところこんな感じ。

枝を切った跡も無残な株元から新たな生命の息吹が、ってちょっと待て。
・・・明らかに台木から、って言うか土中から生えてる枝が。
ちょっと手入れをサボっている間にスクスク伸びやがって、
先に動いていた2本よりも長くなっている。
葉っぱのサイズからして違うこいつがノイバラって奴か。
どんな花なのか興味はありますが、これに栄養もってかれても困るのでカット。
なんだか勿体無い気もしますが、こればっかりは仕方がない。
と株元に注目にしていると、幹を這い回るテントウムシの幼虫が目に付く。
今まで禄に見なかった幹の裏側になんて、こんなにいたの?ってぐらい。
むしろ喜ばしいことなので、放っておくが何食べてるんだろう?
そう言えば、アリもチョコマカウロついてるし、
アブラムシやうどん粉病の防除は完璧なのに何でだろうなーと思ったていたら、
幹が妙にザラザラして白い物が。

これがカイガラムシですか・・・。
気付かんかったよ。
テントウムシの幼虫を傷つけないように、ブラシでガシガシこそぎ落したけど、
枝の入り組んだところなどは完全には駆除できず。(写真はこそぎ取った後)
後はテントウムシさんお願いします!ってことでサボりました。
こんなことだから、美しく咲かせられないんですね。
反省します。


sabae
chick corea "return to forever"

CATH KIDSTONでの思い出

2010-05-02 17:44:10 | Weblog



先日京都大丸に行ったとき、
キャスキッドソンのオンリーショップが1Fにオープンしていると思い、
立ち寄ってみました。
オープンから一週間ほど過ぎていたのに、すごい人で賑わっていました。
やっぱり可愛いな~と商品を見ながらも、
飾ってある売り物でないアンティークの品々も熱心に見てしまいます^^。

キャスキッドソンがロンドンのホーランドパーク(ノッティングヒル店)に出来た頃
(その後チェルシーにまた一店出来たと思います)
買い付けが終わって帰国する日に、キャスと、その斜め向かいの
サミュエルアンドビショップというキッチン用品のお店に行くのが
すごく楽しみで、お決まりにしていました。
(夫は、その近くのジュリーズバーという素敵なお店で、
私のルンルンな時間を待っててくれました)
キャスさんご本人もお店におられたことがあります。
(あの、本に載っている可愛い犬さんもいはりました)
キャスさんは、スタッフの方よりもっと優しくて、感じが良くて素敵な方だと思いました。

キャスさんのお店はアンティークも売られていますので、少しではありますが
私たちのお店で売るための仕入れとしても購入していました。
(ずっと以前の、まだ丸太町の店の頃です)
アンティークでないキャスさんの商品も置いてみましたが、
一瞬で売れてしまいました。

あるとき、キャスさんの店内にダンボールが積まれていて、
キャスさんが自ら梱包を解き、中からアンティークの大サイズのほうろうフレンチジャグが
何十個も出てきました。すごい数だったので
恐らくですが、フランスから届いたのだと思いました。
まだ値段も付いていないのに、選んでもよいか尋ねてみると
キャスさんは快くOKして下さって、嬉しく購入しました。

キャスさんからのアンティークの商品を買ってくださったお客様には、
その頃はまだ日本でキャスさんが知られていなかったので
お伝えしてこなかったのですが、
今だったら「これはキャスさんのお店で買ってきたんですよ」って
お伝えしたら、喜んでいただけるかなって思いました。

家では、いちご柄のペグバッグやテーブルクロスなど大切に
使い続けています。
可愛いからという理由で購入した3歳用位のワンピースは
飾っていましたが、
その後二人の娘が着ました。

画像のカップアンドソーサーも、
キャスさんのお店で見つけたもので、
トリュフのお店で商談の際などの
お客さまにティーやコーヒーをお出ししているものです。

今月13日に京都大丸にキャスさんが
ご来店されるらしいので、行きたいな・・・^^


ちはる