今年は全国的に冷え込みの強い春となりましたが、みなさまお風邪などひいてないですか?京都は3日朝にはみぞれが降ってびっくり。春向けに変わりかけた体にはとても堪える寒さでしたが、4日から一転して、ぽかぽかの陽気。哲学の道も様々な国からの観光客であふれかえっております。哲学の道の桜は今5~7分咲きで、今週末がベストタイミング。来週半ばくらいまでが見頃だと思います。このぶんだと来週末まで楽しめるかもしれません。
さて、少し前に英国の田舎を廻って見つけてきたアンティークたちが、ようやく店頭に並びました。
日に日にあたたかくなる陽射しと、まだちょっと肌寒いこの季節にぴったりのアイテムが充実しておりますので、お散歩がてら、お花見ついでに、ぜひ覗いてみてください。
この季節、とくに紅茶がおいしく感じませんか?。本場英国ならではの紅茶器関係。ドラマ・ダウントンアビーっぽいビクトリアン、エドワーディアンスタイルのティーポットやティーカップなど。
ブルージャスパーの大きな器はチーズドーム&スタンドです。状態の良いヴィクトリアーナが入荷しました。
たぶんスティルトンチーズ用です。スティルトンチーズって世界3大ブルーチーズらしいですが、あとのロックフォール、ゴルゴンゾーラと比べられないくらい、日本では馴染みが薄くないですか?。でも、僕の中では今のところ世界一美味しいチーズです。機会があればぜひお試しください。紅茶にも合うという話もありますし。(これは未経験ですが)
イギリスらしい、ほのぼの感あふれるクロッシェレースを縁に飾った真っ白のテーブルクロス。バラや水仙、シャムロックにスワンなど、楽しい柄がレースに編まれていて、ティータイムを盛り上げてくれます。
あでやかな薔薇のクロッシェレースに囲まれたリネン部分のレース(刺繍)はドロウンスレッドとかドロンワークとか呼ばれるもので、リネン生地の繊維を切って解いて結んでいくという、たいへん手の込んだ仕事です。僕には出来る訳もないので、いったい何十時間、何百時間かかるのかまったく想像がつきませんが、とにかくすごい。このクロスは、周囲のクロッシェブレードの幅が広く、ドロンワークも華やかに施された、今回イギリスで見つけた中で最も豪華な、特別な一枚です。
トリュフ好みのモノトーンのチェックのリネンファブリックやブランケット。どれも小さな織り機で織った昔の手織りです。リネン類は南仏から、ブランケットは東欧から来ました。ブランケットのチェックは生成りのリネンと褐色のウールで織られていて、春にもいい感じです。
そのほか、ジュエリーも、先日よりウェブショップでヴィンテージリングがご好評をいただいてますが、
店頭には早速何点か追加展示しております。ほかにもヴィクトリアンな本格アンティークジュエリーも充実しております。
お花見の途中で、哲学の道沿いの哲学カフェさんの角の坂を下りて一筋目の鹿ヶ谷通りを北へ、哲学の道からわずか3分で到着です。ぜひ、お立ち寄りくださいませ。
あ、朝晩はまだまだ冷え込みますので、夜のお花見のご予定の方はそれなりのしっかりした防寒準備を。
トリュフは毎週、日、月曜日定休。平日は13時より、土曜は11時より営業しております。
店主