アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】いなす

2012年12月03日 | サッカー観戦
土曜日の鹿島の試合は、私にしては珍しく、気合が入っていました。
速報版でダンナも書いていましたが、浦和の3位フィニッシュとACL出場がかかっていたもので。

それに、ジョルジーニョが退任しちゃうことも、気合が入っていたことの理由のひとつかな。
私は、ジョルジーニョが、何だかすごい好きだったんですよね。
今年の宮崎キャンプで、日本語で話しかけたダンナに対しても、ちゃんと答えてくれる人間性の素晴らしさに触れたせいでしょうか。
サポーターのサインの求めにも、本当に丁寧に対応していて、「何て素晴らしい人なんだ!」って感激しました。
だから、今度こそ、宮崎キャンプで、ジョルジーニョにサインをもらおうと思っていたのに…。
本当に、本当に残念です。

ところで、試合内容ですが、久しぶりに「いなす試合」という単語が、頭の中に思い浮かびました。
強い鹿島って、こういう試合していたよな~っていうのを久しぶりに思い出した感じです。

ダンナが書いていた小笠原と中田の「不安定さも含めた安定感」というのも、同じ感想だと思うんですけどね。
ベテランのくせに、うっかりしたプレーもすることの多いこの2人を、周りがしっかりカバーしていました。
そういう周りの選手の動きも含めて、鹿島としての戦い方が、すごく良くできていた試合だなぁと思います。

その中で笑えたのが、ソガが「コージ、コージ!」って指示を出していた場面でしょうか。
前半30分くらいに、鹿島のペナルティエリアに進入された時に、中田がクリアじゃなくって、何かをしようとしていたんですよね。それを見た曽ヶ端が慌てて中田にクリアの指示を出していたんです。
で、中田はその通りに、クリアをしたのですが、その後、「よしよしよし」って感じで、めちゃくちゃ中田のことをほめていました。
あんなところで、テクニックを見せようとするところが、中田っぽくて、面白いですよね。図太いというか。

それと、もうひとつ笑えたのが、新井場がレアンドロとやりあって、扇谷に注意を受けた時に、小笠原が慌てて止めに入ったところでしょうか。
ウチのダンナも隣で「やめろー、新井場。扇谷とは相性めちゃくちゃ悪いんだから、やめとけー」ってつぶやいていましたけど。
小笠原も、同じように感じでいるのが、伝わってくるような、間への割って入りっぷりでした。

それにしても、扇谷は笛がどうのこうのより、ポジショニングが最悪でしたね。
鹿島と柏の選手はみんなテクニックがありますから、パスコースを邪魔されても、普通に蹴っていましたけど。視野の狭い選手だったら、対応できなかったと思いますよ。

最後にG大阪について。
昨日、録画してあった試合を見たんですけど、ガチャピンは、珍しく、感情を表に出した試合をしていましたね。
最後のイエローもらったプレーには、彼の気迫を感じました。やっぱり、それだけの思いを持っていたんですね。
その後、メディアのインタビューにきちんと応じているのを見て、プロとしての彼のすごさを改めて感じました。
あれだけ悔しい思いをして、それでも、ちゃんとああやって対応できるという点では、本当に尊敬できる選手です。

その他、浦和の田中(た)のセレモニーを見て、もらい泣きしたり。
やっぱり、このシーズンは、色々とあったなぁとしみじみ思った週末でした。

(ダンナより)
昨日の記事を書く前に、ガンバのゲームの前半を見て、ガンバは良いゲームをしていたと書きました。
その後、鹿島のゲームの録画を見た後で、ガンバのゲームの後半を見たのですが、そのおかげで守備の違いがはっきりと分かりました。
勉強になりました。

ガンバの選手は、気持ちは出していたんですが、守備はダメですね。
連動した守備が、全く出来ていませんでした。

ガチャピン、明神、今野が、個人でボールに寄せて行くだけでは、守備は出来ないでしょう。
磐田の攻撃陣に、翻弄されるだけでした。

それよりも、ヤマハスタジアム全体が、NHKの中継を通してでも感じられるほどに、異様な雰囲気になっていました。
選手たちとサポーターは、もちろん、主審の東城、磐田の監督の森下、ガンバの監督の松波まで、完全に巻き込まれていました。
もう少し、淡々とした雰囲気であれば、磐田だってあそこまで必死にプレーしなかったかもしれませんね!?
何だか、お互いに優勝でもかけて戦っているかのような必死さに見えました。

そう言えば、森下はガンバでプレーしていたんでしたよね。
古巣をJ2に落としてしまうことになりました。

各紙の報道では、ガンバの来季の監督として、長谷川健太の名前が挙げられています。
うーん。J2を勝ち抜けるサッカーが出来るんでしょうか。
昔、鹿島でコーチをしていてJ2で優勝経験のある方が、フリーですよ。
冗談抜きで、その方をお勧めしたいです。

浦和のACL出場は、Jリーグのために素直に喜びたいです。
鹿島のことを棚に上げれば、広島と仙台には、ACLを戦うだけの色々な意味での体力がないでしょう。
ましてや、鳥栖では結果を残すのは難しいと思います。
柏でも難しかったですし。
J1を捨ててACLに力を注ぐのなら別ですが、そうも出来ないでしょうし。
そういう意味で、浦和のような体力のあるクラブに出場してもらえるのは、Jリーグにとっても良い結果をもたらすかもしれません。

それにしても、土曜は、指示を出すだけで、自分が動かない中田のプレー振りには楽しませてもらいました。
中田が動かず、新井場が絞って、柴崎が下がって来てカバーするシーンがあったり、面白過ぎましたね。
ああやって、圧倒的な力ではなくて、相手をいなして勝つのが鹿島らしい勝ち方だと思います。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへにほんブログ村

にほんブログ村 サッカーブログへにほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする