平城京から平安京へ都が移された時、国を守護し国家安泰を祈る役目を
負って平安京の入口に官寺として建てられたがその後、嵯峨天皇が空海に
下賜された。
講堂には21体の仏像によって表現された「立体曼荼羅」という巨大な空間が広がっている。
空海は密教の教えを多くの人々に伝えるべく、この「立体曼荼羅」という密教の空間を作った、
しかしながら昭和41年まで一千年以上もの間、これは秘仏として公開されていなかった。
五重塔(国宝)は高さ55mで国内最高の木造建築である。
今回、特別公開されている初層内部は極彩色の文様で彩られ、心柱を囲んで4尊の如来と
八尊の菩薩が安置されていました。