夏場のこむら返り

今日も暑かったですね。
でも、何となくここ数日の中では空気が涼しく？風もあったので、本当に久しぶりに夕方お散歩をしました。
子供達は蚊に刺されて、イライラしていましたが、気分転換にはなったかな？！と思います。


この季節、夏バテ、熱中症も多くなりますが、外来では寝ていて朝方こむら返り（ふくらはぎのつり、痙攣）を起こすといった相談も多くなります。

特に夏場は炎天下の中で作業をしたり、家の中でも電解質や水分補給を怠るとつりやすくなります。
海水浴やプールなどでも釣ることがあるかもしれません。
また糖尿病の人では血糖値が高くてもつることがあります。
こむら返りの原因は健康な人では筋肉の疲れや冷え、水分ミネラル不足が関係していると言われています。


冷えを改善したり、ふくらはぎを軽くマッサージしたり、ストレッチで筋肉をほぐして血行を良くすることで予防することも可能ですが、あまりに頻回ならばお薬を利用するのも良いと思います。

芍薬甘草湯（しゃくやくかんぞうとう）という漢方薬はこむら返りにとてもよく効きます。
漢方薬というと効果が出るのが遅いイメージがありますが、この漢方薬は即効性があります。
そのため、こむら返りが起こった後に服薬しても、予防的に服用することもいずれの使い方もできます。
いつも朝方になるとこむらがえりで目がさめるという方は、寝る前に一包服用するのがオススメです。

足のつりが頻繁に起こり、長期間続いているようならばかかりつけの先生にご相談することをお勧めします、！
もちろん当院でも漢方薬を処方できますのでご相談ください。


青山医院
0795-46-0321
https://www.aoyamaiin.jp/