兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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湿布で!光接触皮膚炎を防ぐために

2021年05月10日 | 病気

昨日は熱いくらいの日差しで子供たちは半そでで過ごしました。

よその人も半そでで歩いている人も多くいて、早いですが初夏のようでした。

 

さて、光接触皮膚炎っていう言葉聞いたことありますか?

湿布などの薬剤を貼付した後、その部位が日光(紫外線)び当たることにより生じる接触皮膚炎のことを、光接触皮膚炎といいます。

ケトプロフェン外用剤の光接触皮膚炎は薬剤を貼付した部位のうち日光(紫外線)にあたった部位に限局して皮膚症状が認められ、衣類などで遮光された部位には生じません。

 

そのため、使用中・使用後の注意で防ぐことができる副作用になります。

 

1.湿布をはがした後も少なくとも4週間は貼ったところを日光(紫外線)にあてない

2.指示された場所以外に貼らないでください

  腰に処方されたのに、手首(日に当たる部位)にはる

3.ほかの人に譲ってはいけません

 ほかの人が間違って使うと、副作用を起こす可能性があります

 

お薬の袋にも日光で皮膚炎を起こす可能性がある場合は注意書きが記載されています。

患者さんご自身でも確認して、適切にパップ薬、テープ薬を使用してくださいね。

 

これから特に露出が多くなってきます。

思わぬ副作用に悩まされないように知識を得ておくことは必要ですね。

 

 

今日から月曜日! よろしくお願いします!!




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