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兵庫県加東市の青山医院の日記です!

日常のこと 診療のこと 医療レーザー治療のこと その他お知らせを書いていきたいと思います

雪です!

2022年01月21日 | 地域





朝、起きて窓を開けると一面の雪景色でした。
子供たちは大はしゃぎ

大人はびっくり焦ってしまいました。

いつもより早く、家を出ましたが、恐る恐るの運転は時間がかかりました。
足元とても悪いです。気をつけてお出かけください。



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ウォシュレットの使い過ぎにご注意!

2022年01月21日 | 病気

日本のトイレなら、ほとんどの家庭に設置されているといわれるウォシュレット機能付きトイレ。

皆さんはお尻洗いますか?

それとも、使いませんか?

 

先日、外来でお尻の穴のあたりが、かぶれてる?全然治らないという方から相談を受けました。

きくと、清潔を保つためにトイレのたびにウォシュレットでせっせと洗っているそうです。

洗った後はちゃんと水分をふき取ってるんだけどね。かゆくてどうにも治らない ということでした。

 

2010年の日本の温水洗浄便座(ウォシュレット)の普及率は71.3%だそうです。日本人の清潔好きからかなり高い普及率となっているとされています。

しかし、その不適切な使用(洗いすぎ・水圧が強すぎ・水温が高すぎ・・・など)で肛門周囲の湿疹や・皮膚炎・潰瘍や直腸炎などが増えていると指摘されています。

 

強い水流で長時間(10秒以上)洗うと肛門に傷がつく可能があります。

頻繁に使用したり、水温が高い状態で使用すると皮膚や粘膜の皮脂が洗い流されたり、常在菌が洗われて皮膚のバリア機能が破綻していきます。

 

この方もおそらくウォシュレットの使い過ぎが慢性的な炎症を引き起こし、さらには湿疹があるため清潔にと・・・悪循環を引き起こしていたと思われます。

 

清潔を保つため と考えがちですが、傷があったり、出血したりする場合は肛門を刺激せず、ウォシュレットはしばらくお休みのほうが傷は治りやすくなります。

それでも、どうしてもどうしても、使用したい場合は 排便時に1日1回程度が良いと思います。

 

また高齢者では肛門括約筋といって、お尻の穴を締める筋肉が弱っている場合があります。肛門をきれいにしようと洗浄すればするほど、お尻の穴の中にお湯が入り、のちに少しずつ漏れ出て、下着が汚れたり、肛門がべたついたり、便が付着したりする原因になることがあります。

 

お尻の拭き方も優しく、紙で抑えるようにしたほうが良いです。

 

日常的にウォシュレットを使用される人は一度、見直されるとよいと思います。

参考になれば幸いです。

 


 

コメント (2)
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