ここ2日、血糖変動のお話をしてきました。
糖尿病データマネジメント研究(JDDM)の報告ではBMI(体格指数)25以上の肥満の人や、糖尿病発症10年以上の人が冬に血糖コントロールが悪化する傾向があるとのことです。
また、インスリン治療をしている人やSU薬で治療をしている人にも季節変動が大きいと報告があります。
冬は血糖コントロールが乱れやすい時期です。
HbA1cが上がりやすい傾向がある季節ですが、この時期こそしっかり運動療法をおこない、悪化を最小限に抑えることが大切です。毎年、冬に悪化しやすい人は去年より今年の上りが少ないように、今の生活を見直ししてみてください。
運動不足も影響しますし、みかん(一日適量80Kcalはみかんにして2個くらい)など手軽に食べられる果物を手の届くところにおいてずーっと食べてしまう人もいるようです。
あとは、干し柿!とてもおいしいので、食べちゃダメ とは言いませんが、田舎では秋にたくさん干していて、冬にニコニコ食べる人も多いです。小さいのでたくさん食べてしまいがちですが、1個で約80Kcal。1日1こに抑えましょう。
果物は1日80Kcalが糖尿病の人では適正量です。それ以上だとちょっと多いですね。
ほかには新米が取れて、冬になってご飯がおいしくて・・・
いろいろ美味しいですね。
少し意識して対策を立てていくことをお勧めします。
参考になれば幸いです。