兵庫県加東市の青山医院の日記です!

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冬における睡眠時間の増加と質の低下

2025年01月07日 | Weblog

今日から学校も始まり、本当の日常生活が再開となりました。

いつもの火曜日に近い流れではありましたが、やはり 感染症が多い印象でした。

お正月、ゆっくりしすぎたせいか 早くペースを取り戻さなければと思います。


トップ画像はまたまた患者さんの作品です。干支のヘビがお正月らしく待合に飾らせていただいています。よろしければご覧ください。

 

さて、冬になって睡眠時間が増えている そう感じることはありませんか?

睡眠時間は季節の変化に影響を受けることが分かってきています。

約4割の人が冬は夏に比べて30~60分ほど睡眠時間が長くなっているという調査結果もあります。

 

睡眠時間が季節によって変わるのは、日照時間と関係があるという説が有力です。

日照時間が短くなることで、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌量や時間が変化して、体内時計に影響を与えているという考え方です。

 

睡眠時間の理想は成人の場合は6時間以上とされています。しかし日本では、6時間未満の人が男性で37.5%、女性は40.6%となっています。

 

冬は夏よりも睡眠時間が必要な人が多いので、睡眠不足には注意をしたいですね。

 

睡眠では時間とともに「質」も大切になります。冬の睡眠の質には満足していない人が約6割にも上ると言われています。

その理由として、「乾燥して喉がつらい」「足が冷えて眠れない」といった答えがあります。

 

冬はそのままでは 乾燥が厳しい季節です。加湿器を使用して、湿度が40~50%になるようにする。足の冷えには緩めのレッグウォーマーがお勧めです。

入眠には深部体温が低くなることが必要です。就寝の1-2時間前にゆっくりと入浴して、深部体温をあげておくと効果的に下がります。

 

良い睡眠・十分な休息で 新しい年を気分よく過ごしていけたらいいなと思います。

 


 

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