今日から4月ですね。
本当に毎日があっという間に終わります。
せっかくの春休みだからと子供とやりたいことも考えていましたが、全ては終わらずに新学期に突入しそうです。
今日は当院発刊の「こんにちわ」からの記事です。
さて、4月から
つまり今日から成人年齢が18歳に引き下げられます。
このことで混乱が生じないように、いくつか注意が呼びかけられています。
まず、喫煙や飲酒に関してはこれまでと同様に20歳からになっています。これは、健康面の影響や非行防止への配慮からです。また、競馬や競輪、競艇といった公営ギャンブルも20歳まではできません。
特に重要なのは解約に関する注意です。
未成年者が何らかの契約を交わす際には親の同意が必要です。親の同意を得ずに未成年者が契約をした場合には、民法の「未成年者取消権」によって、その契約を取り消すことができます。
4月以降18歳になる方にはこの法律による保護がなくなります。このため、新成人が内容をよく考慮しないまま契約書にサインしてしまうことで、深刻な消費者トラブルに巻き込まれる可能性があります。
とくに、彼らを狙っている悪徳業者が存在している点は非常に気掛かりです。
18歳になったばかりであれば、収入を得る手段がない方がほとんどでしょう。消費者トラブルに遭わないように契約に関する知識を身につけると同時に、契約の前に親が誰かに相談することが大切です。
また、消費者庁が設置している消費者ホットライン「188(いやや)」を覚えておいてください。困った時は電話で相談することができます。
ちょっと今日は医療から離れた話題でしたが、参考になれば幸いです。
加東市 青山医院
0795-46-0321