おはようございます。
昨日記事にした方がよかったのに、忘れていました!バタバタの月曜日、ダメですね~
毎年11月14日は世界糖尿病デーです。
全国糖尿病週間として11月13日から19日の土曜日が設定されています。
今年のテーマは「アドボカシー ~偏見にNO!~」です。
インスリンを発見したカナダのバンディング博士の誕生日である11月14日を 世界糖尿デーとして、世界的に糖尿病についての疾患啓発やキャンペーンが行われます。
世界糖尿病デー 公式ホームページ [世界糖尿病デーイベント実行委員会]
詳しくは上記 ↑
2021年の状況で世界の糖尿病人口は5億3700万人と言われています。2045年には約7億8300万人に達するという試算が出ています。
なかでも、日本を含むアジア・太平洋地域の患者数の増加が深刻で、2021年には2億600万人と全世界の約3分の1の糖尿病患者さんがアジア・太平洋地域に集中しています。日本でも糖尿病を疑われる方・糖尿病である方は年々増加しており、対策や啓発が必要であるとされています。
糖尿病やその予備軍と言われる方が多いにも関わらず、継続的に治療介入ができていない人も多くいます。
糖尿病はその場その場でなにか症状がある病気ではありません。(よほどの高血糖では症状が顕著に出る場合がありますが)多くは5年10年それ以上の期間を経て、合併症という形で徐々に血管を蝕み、神経を痛め、目や腎臓に影響を及ぼしてきます。特に40歳ー50歳ごろの働き盛りといわれる世代で糖尿病と診断はされたが、継続的に治療を受けていない という人の割合が多いです。
一方で先日ネットニュースでも取り上げられましたが、糖尿病という病名にもつイメージが悪いので、糖尿病という病名を見直そう という話題が出ました。
糖尿病に対しての社会的な偏見は、不正確な情報や誤った知識・認識により起こります。病態を正確に表してはいない病名や治療における言葉(療養指導・食事指導などなど・・・)によりマイナスイメージが強く根付いてしまっています。糖尿病は誰しもが発症する可能性がある病気ではないかと思います。患者さん自身に非があるわけではないのに、社会的には負の烙印(スティグマ)を押されてしまう現状に問題があります。
現在病名変更も視野に入れたアドボカシー活動が行われていますが、さて、どのようになっていくでしょうか。
まずは糖尿病である人だけでなく、糖尿病でない方も 病気に関しての正しい知識と理解を深めていくことが社会全体での課題ではないかと感じます。
毎年、糖尿病デーでは ブルーライトアップの催しがなされています。
兵庫県では姫路城・明石海峡大橋など 近場では小野市のヒマワリの塔もブルーライトアップされますよ。
どちらも本日までです。よろしければ楽しんでください。
冬のイルミネーションが楽しみな季節だな と最後にちょっと頭の中は横に逸れました。
お知らせ遅くなり、申し訳なかったです。