スピリチュアルな体験談

自分で体験した事を書いていきます。不思議な出来事など。
軽口だけれど自然に対しては敬虔な気持ちでいます。

丁稚奉公の復活

2012年07月08日 | 世直し問答
子供の就労の禁止。

いや。むしろ経験として体験させておくべきだと思います。

就労、労働として酷使し搾取するのは別の問題として
搾取と見るか、経験を積ませていただくとみるかでも考えが違ってきます。
家のお手伝いでも良いし、自営業であれば子供が店頭での手伝いをする。

働かざるもの食うべからず。

親や、その上の世代は偉かった。
自分が苦労しても子供にはそうさせたくないという優しさがアダとなった。
労を苦だと言った時点で方向性が違っていた。
苦労と感じる事で愛しいわが子の自立性と先がなくなった。

支えきれていた時代が過ぎて、自らが老いた時支える力を失っていることにやっと気づき
さらに精神の土台を失った労を苦とする人間を育ててしまい
支え続けることに気が付いた時には既に遅すぎた。

一世代隔世すると失われてしまう知恵や教えが絶たれてしまいそうだ。

日本の経済を支えた巨人たちはほぼ幼少時代に丁稚奉公している。

机上の勉強だけでは学べない人間の業と欲を小さい頃から目の当たりにし
どう振舞うか先輩から教えてもらい そこから生きる知恵や
周囲との関係を築くことを学び、仕事の本質を知るようになる。

勉強だけしていれば 良い学校へ行けて良い会社に入って将来安泰な時代は
ほぼ終わりになり、個人の質でいくらでも世の中に出られる時代が来た。
本当に頭の良い人、賢い人は良い会社でも個人でも頭角を現せる時代。

気遣い、賢さ、不具合への対処は訓練で身につけられる。

丁稚奉公は小さいうちから社会を学び、いかに生きるかを勉強出来る場であったと思う。
お給金が少ないだの子供を搾取するな!なんだの他人が言うのは 
働かせてもらって衣食住をまかなってもらう事への感謝が無いから。

働かされるという意識を大人が持っている限り
これから育つ人間たちはもっと労働を損だとかんがえるようになりますよ。

いや。もうすでになってるか。。。。