Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

逃げ切り世代は永遠に

2011-06-22 22:49:54 | 日記
毎年今頃になると、自分が加入している「ロードークミアイ」のオルグなるものが開催される。相も変わらず、シャンシャン会議のような定期大会向けの内容説明である。基本的に中央と地方は違うということは理解できる。問題なのは、仕事をしている組合員を何も考えないで話し合いをして事を進め、引返すことができないような状態で、組合員を理解させようとするところに「労働組合」から「ロードークミアイ」に変わってしまったと思う。団塊世代対策の施策が、かなり組織を疲弊させている現状に対して、どう切り込んで行くのか、見ものではあるものの、多分、使用者側の言いなりになるのがオチと見た。逃げ切り(団塊)世代は、いつまでもマイペースで生きていくことができる。かといって、この世代の先輩全てを嫌っているわけではない。中には、仕事を一から教えてくれた先輩、仕事に対する姿勢を教えてくれた先輩等、尊敬している先輩も多い。しかし、全体数が多いので、どうも個性が強い先輩が目立ってしまう。そして、職場ではなくてはならない先輩に限って定年で勇退し、「アナタは結構」という先輩が契約社員として居座る。そして、自分の仕事しかやらないので、「アナタは結構」は契約社員をポッと辞める→スキル承継が出来ない→職場パニック→溜まる仕事→雑な仕事に→お客様に迷惑。となってしまう。
この世代の先輩たちは、太平洋戦争中、直後に生を授かったんだから、「国難」を克服するため「生めよ、増やせよ」だったと聞く。戦争をしちゃったことが悪いといえば悪いんだろうが。東日本大震災は「国難」である。これを克服するためには、人手は重要であると思うが、今の出生率を考えれば団塊世代みたいな感じには絶対ならないだろう。大体、国外に避難している子供もいるしな。

去年の今頃はオルガナイザーやっていたな。まぁ、居眠りしているオヤヂの前で1時間も良く話していたもんだ。やっぱり、喋る本人が疑いを持ち続けると伝わっちゃうんだよね。役員とか長い間続けていれば、外郭団体に再就職したりできるらしい。まるで、役人と同じじゃないか。最低でも会社の管理者になってもらわなければな。でかい組織ほど再就職しやすい傾向があるし。「階級闘争」から「条件闘争」へ切り替えることが出来なかったおかげで組織拡大できずにいる。「ロードーウンドウ」を続けてある程度の役職についた者は、悲しい人間の性なのか、己の保身のみに時間を費やしているように見える。確かに、仕事を離れて長くなればなるほど、職場に戻ってから、自分の存在、意義を否定される現実を受け入れることが難しくなる。その上自分より、学歴も年齢も上の人に、平気でタメ口をきいている時間が長くなればなるほど。平気でタメ口をきくヤツに鍵って、労働基準法、従業員規則、労働協約を理解していない。そんなヤツは、組織人として人間として失格なんだがな。結局は、所属する組織で自分で思ったとおりの評価を得られなかった人が、高すぎるプライドを振りかざすためになんちゃっての「労働運動」モドキをしているんだよな。まぁ、そんないい加減さに辟易して現在は一組合員として過ごしている。オレの知っているそんなヤツはちょうど「団塊ジュニア」だった。そうやって、悪い方のDNAは紡がれていくんだよな、やっぱり、悪い方の「逃げ切り世代」は永遠なんだな。
コメント
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