今日、職場の先輩が辞職するということで送別会に参加した。定年退職ではないが「勇退式」という横断幕。組織から抜けることに「慰労」、「勇退」とかの区別をつけていることがよくわからないこの組織。ある程度の成績、成果が認められたのであれば「卒業」なんだが。
その先輩は会社を辞めて、事業をするらしい。辞めるにあたっての挨拶で「皆様に沢山迷惑をかけてしまいました。いつかは恩返ししなければならないと思いながら、何も返すことが出来ませんでした。これからは新しい世界で成功して、元気な姿を見せることが、皆様への恩返しと思い、頑張ります。」と眼を潤ませながら語った。
心に響いた。在り来たりなんだが、どうでも良く過ごして、定年を迎えた社畜とは比べ物にはならなかったな。
自分が、この組織から脱出するときはこんなセレモニーなんて興味はない。面倒くさい。理想的なのは、有給休暇を少しずつちかいながらの「フェードアウト」。「あの人。この頃視ないよね?」「辞めたんだって。」といきたい。しかし、そんなにこの会社で存在感があるのかな?と
一方で、日曜日に故郷の方の幼馴染みが亡くなった。死因はよくわからないが、自ら人生という自己責任組織活動から自ら「脱出」したみたいだ。オレより二つ下で、小さいときから良く知っているヤツ。酒に溺れていて生活に問題があったが、そんなに他人に大きく被害をもたらすヤツではなかった。何だかスゴく空しい。両親と同居していた。ヤツはヤツなりに酒に溺れてしまった理由があるはず。それを調べもせず、過ごさせていたことって、どうなんだろうな。苦しかったんだろうな。果して、人生という苦しさから脱出できて、ヤツはあの世で酒を浴びるだけ飲めるのだろうか?オレはそう思わない。多分、中途半端にやり残したことがたくさんあるのではないかと思う。だからヤツは「中退」なんだと思う。なんだかんだ言ってもしょうがない、冥福を祈る。
人生、長くも短くも「卒業」「脱出」とある。自分はどちらになるのか時間という羅針盤しか解らないのかな。
その先輩は会社を辞めて、事業をするらしい。辞めるにあたっての挨拶で「皆様に沢山迷惑をかけてしまいました。いつかは恩返ししなければならないと思いながら、何も返すことが出来ませんでした。これからは新しい世界で成功して、元気な姿を見せることが、皆様への恩返しと思い、頑張ります。」と眼を潤ませながら語った。
心に響いた。在り来たりなんだが、どうでも良く過ごして、定年を迎えた社畜とは比べ物にはならなかったな。
自分が、この組織から脱出するときはこんなセレモニーなんて興味はない。面倒くさい。理想的なのは、有給休暇を少しずつちかいながらの「フェードアウト」。「あの人。この頃視ないよね?」「辞めたんだって。」といきたい。しかし、そんなにこの会社で存在感があるのかな?と
一方で、日曜日に故郷の方の幼馴染みが亡くなった。死因はよくわからないが、自ら人生という自己責任組織活動から自ら「脱出」したみたいだ。オレより二つ下で、小さいときから良く知っているヤツ。酒に溺れていて生活に問題があったが、そんなに他人に大きく被害をもたらすヤツではなかった。何だかスゴく空しい。両親と同居していた。ヤツはヤツなりに酒に溺れてしまった理由があるはず。それを調べもせず、過ごさせていたことって、どうなんだろうな。苦しかったんだろうな。果して、人生という苦しさから脱出できて、ヤツはあの世で酒を浴びるだけ飲めるのだろうか?オレはそう思わない。多分、中途半端にやり残したことがたくさんあるのではないかと思う。だからヤツは「中退」なんだと思う。なんだかんだ言ってもしょうがない、冥福を祈る。
人生、長くも短くも「卒業」「脱出」とある。自分はどちらになるのか時間という羅針盤しか解らないのかな。