Already 三丁目は夕日

徒然なるままの些細なブログ

サルコファーク=「石棺」・・・・Reader感想記

2011-06-19 09:53:10 | 日記
原発事故を問う ~チェルノブイリからもんじゅへ~ 七沢 潔著


今から、15年くらいまえの書籍らしいが、チェルノブイリ原発事故の背景について、細かく分析していた。中でも、この目的への要因となったのは「もんじゅ」の「ナトリウム漏洩事故」だったらしい。1995年といえば、震災、地下鉄サリン事件等、いろいろなことがありすぎて、「ナトリウム漏洩事故」はあまり大きく報じられなかったような気がする。中でも、この書籍を読んで、強く思ったことは、被害が大きすぎる事故ほど、国家は隠したがるものだということ。そして、当事者にも、信実に対処しようとする人間、偽りを墓場まで持っていく人間、良心の呵責に耐えられなくなり命を落とす人間、一生拭い去ることの出来ない罪をかぶせられる人間等いろいろいる。現在の福島原発を見てみるとどうだろう?全く同じようなことが影でおきている可能性は0では無いような気がしてきた。
旧ソ連でも、縦割り行政のおかげで原因究明に時間がかり、なおかつ、国際社会に対し偽りの報告をしていたらしい。この大きな事故と大きな偽りは国家解体へのスピードを加速させたことは間違いないと思う。そして、この事故によりヨーロッパ中、被害が広がり、「原発事故は国境が無い」ということも露見した。この事故により、工業立国であるスウェーデンは、単なる発電所計画の廃止ではなく、国民生活レベルからエネルギー消費形態の見直しについて、国民で知恵を出し合った。
原子力の危険性について、①絶対的安全性が無く、ひとたび事故が発生すれば、影響は人知をこえるものである。②放射性廃棄物の処分方法の未確定、③高エネルギーの軍事、民生利用の区分、がある限り、エネルギーの利用効率が低いのではないだろうか。また、事故発生時の損害も、現状の東京電力を見てもただならないものである。事実、廃棄物の処理は、原発サイト内の瓦礫だけではなく、防護服の処理まで問題は山積みになっているところ。
この取材時は、放射能被曝による「確定的な被害」は明らかになりつつなったようだが、それ以降、内部被曝による「確率的な被害」についての研究がどのくらいまで進められているのかが知りたい。チェルノブイリでは、ソ連が解体され作業員の居所の把握ができていないらしく、公式発表以上の犠牲者が発生しているとのこと。当時の作業者は、作業内容も知らされずに、高給に引かれて作業に携わった作業者が殆どだったらしい。日本でも、こんな事象は発生する可能性は無きにしも非ずだと思う。既に人材派遣会社で発生しているが。やはり、自分を守るためにも、ある程度の知識については理解していなければ駄目なのだと。そういつも騙されるのは、性格の良し悪しではなく知識が無い者が狙われるのは、どこの国でも同じなのだと思った。
政府には、とにもかくにも、政府には正しい状況報告と人知を超える災害なのだから、早期の決断を求めたいものである。海洋投棄、長距離飛散で「国境の無い災害」による「国家解散・解体」を防ぐためにも。

肉と涙と男と女

2011-06-18 07:56:39 | 日記
すっかり、ブログはサボってしまった。年を重ねるにつれ理由ばかりを探し続けることに気がつき、憂鬱な気分になる。そんな時は良く食べ、眠ることだと、有名な哲学者が言っていたような気がする。自分の経験からしても、酒を飲んでも、キモチが昂ぶるだけで睡眠も浅くなり、次の朝は出勤がいやになっていたのは、昨年の今頃だった。何とか、眠剤、安定剤でしのいたな。今は結構、通常生活が出来ているほうだな。
久しぶりに家族でホットプレート焼肉をした。それなりの味で子供たちも満足していた。そんなに細かい性格ではないが、肉を焼く順番で、最初にタレものを焼くのは許せない。案の定、今日もタレものを最初に焼きやがった。あとから焼いた鶏のバジル風味が台無しだった。まぁ、順番はどうあれ、腹に入れば同じだと。
家族で食事中に、カミさんの友人からメールが来たようだった。2,3メールのやりとりをしていた。その友人は、ワインを一人で一本あけたらしいとのこと。旦那さんの帰宅が自分と違い、かなり遅いようなので一人で食事が多いらしい。そんな生活が続けば健康にも悪いだろうなと、他人ながら心配になった。多分、ウチのカミさんも似たような感じになりそうな気がする。昨日も二人で、ワインを1本半空けちゃったしな。うまいもの、酒を二人で分かち合うのが男と女の幸せでないのかなと思った梅雨入り前の週末。

地デジ移行完了!

2011-06-11 18:01:08 | 日記
本日、やっと我が家でアナログテレビから地デジ対応テレビに移行した。37型のVIERAの一体型に決定した。購入前まで、SONYのBLAVIAと意思を固めていたが、一体型のサイズは40しか無かったし、店員さんのわかりやすい説明でVIERAに変更。レコーダーと別にする案もあった。再来週にはPanasonicのフェアをやるのでその時期に来れば安くなる、とのアドバイスもあったが、再来週になればいろいろと用事が出てくるし、なにしろ、今日持ち帰り出来るテレビが欲しかったので、たまたま決定したような感じだな。家に持ち帰り、設置する前に大掃除の必要があった。テレビ台の影は引っ越してから何も掃除していなかった。そして、ブラウン管25型ワイドを取り外し、新しいテレビを設置した。サイズ的には、今の部屋のレイアウトにはちょうど良いような感じだった。

ブロードバンド通信環境を生かすために、「アクトビラ」に接続してみた。有料のコンテンツが多いが、結構使えるような気がした。さっそく、ウチのチビ用に「ウルトラギャラクシー」の無料版をDLして見せてみる。しかし、レンタル店と比べれば、コンテンツ料が若干高いような気もする。いちいち、店に行く手間が省けるからいいけれど。
「アクトビラ」に接続した段階で、既にカミさんはついて来れない状態に。何せ、SONYのBLAVIAを決定するにあたっての決め手は裏返しにおいてもボタンを押されることが無いリモコンの形状だったからな。そのうち、慣れてくるだろうが、子供たちの方が早いだろうな。子供たちへ「アクトビラ」のパスワード漏洩に注意しなきゃな。

安全という名の呪文

2011-06-09 21:43:58 | 日記
安全yぴコトバが3.11からどこのメディアからもあふれている。「安全」という定義、値は何なのか?よくわからないし、これほど妙に説得力のある単語もないような気がする。ひょんなことから、来月から現場事務所で安全を確認しながらしなければいけない仕事に業務に従事することになったせいかもしれないが、「安全」という響きには、ギクリとする今日この頃。未曾有の災害に見舞われた東日本大震災。何が「安全」であったのかなんて定義すら消し去ってしまっている。「安全」の反対は「危険」であるが、自然災害といえばそれでおしまいである。事実、建設現場では、安全に向けて、こんなことをしています、こんな姿勢で作業はしません、とか、毎朝のミーティングで行うことが安全への取り組みとされている。しかし、事故、災害というものは、個人、組織の想定外に発生するわけで、「何が安全だったか」「事象の原因は」とかの論議は災害が起きてから為され、責任の所在云々で騒ぎが大きくなる。
自分が思うには、事故、災害は予測が出来ないことなのだから、「安全」策をいくら講じても未来のことなんて誰も予測できないはずだと思う。原発関連の「安全」論議とは路線が違うけれども。
本当は「安全」という事象は存在しないものなのではないだろうか。たまたま「安全」というコトバで災いを避けることができたということで、呟き続けている「呪文」なのだろうかなと思う今日このごろ。しかし、過去に起きた人為的に発生した災いをアタマの隅に入れて、無事に明日以降、家族の笑顔を見続けるためにも「安全」という呪文は全てにおいて唱え続けなければいけないのかなと。

風速と入力したら

2011-06-08 23:36:33 | 日記
今日、仕事で使うようなものの洗い出しについての打ち合わせをした。「あれが欲しい」「これはいらない」「なぜいるのか」「高いからダメ」とか相変らず、意味のない打ち合わせ。オレの貴重な時間を返せ!といいたかった。風速に関するものを用意するとかしないとかでモメているときに、こっそり、自分のスマホのアンドロマーケットで「風速」と入力して検索したら、「風俗時計」「出会いセンター」「男の遊び場」とか出てきやがった。そしてなぜか「原発情報」もあったりして。極めつけは「小悪魔倶楽部」。なんなんだ!結局は、風速の大小にかかわるものは無かったということであった。予測変換とは違うが、あまりにも気がつきすぎなような気がするGoogleさん。youtubeでも、Fats Navalloを検索して、再生画面になったら、chromeの翻訳機能で「脂肪・ナバロ」と表示しやがった。しつれいだろっ!と思いながら、chromeは結構利用しているのであった。人工的な知能があまり発達しすぎることも困りますな。