水の音と共に山旅が始まる。
南アルプスのイメージは水。
北岳に向かって歩いていると、いろいろなせせらぎの音が時に絡まる様に、時にぶつかる様に聴こえる。
黄色に染まる木々のトンネルを通り抜けていく。
流れの向こうは山肌一面色とりどりに染まっている。
大樺沢を登っていくと、北岳が陽を浴びて顔を覗かせる。
バットレスも秋真っ盛りの色合い。
暫しこの光景を眺めていたいが、先を急ぐので名残惜しいが腰を上げる。
見上げる登山道は黄色の景色に溶け込んでいる。
一時間ほど急登にあえぐと、絶好のビュースポットに到着。
今回是非とも見たいと思っていたこの光景に出逢えて大満足。
この辺りのダケカンバはまるで波が押し寄せるかの様に迫ってくる。
盛夏の頃は賑やかなお花畑も今の時季は面影なく殺風景な様子となっている。
先ほどより登りが楽になり、いつの間にか、高く見えていた鳳凰三山も同じぐらいの高さになっている。
稜線に出ると、小太郎の先に甲斐駒ヶ岳がそびえる。
さあ、山頂が待っている。
もうひと頑張りしよう。
山頂は青空の下、すでに沢山の人でこみ合っている。
今日の山頂からは周りの山々が楽しめる。やっぱり晴れの日の山頂は気持ちがいい。
今回の山旅は北岳がゴールではない。
ここで満足せず、次に向けて出発。
(続く)
南アルプスのイメージは水。
北岳に向かって歩いていると、いろいろなせせらぎの音が時に絡まる様に、時にぶつかる様に聴こえる。
黄色に染まる木々のトンネルを通り抜けていく。
流れの向こうは山肌一面色とりどりに染まっている。
大樺沢を登っていくと、北岳が陽を浴びて顔を覗かせる。
バットレスも秋真っ盛りの色合い。
暫しこの光景を眺めていたいが、先を急ぐので名残惜しいが腰を上げる。
見上げる登山道は黄色の景色に溶け込んでいる。
一時間ほど急登にあえぐと、絶好のビュースポットに到着。
今回是非とも見たいと思っていたこの光景に出逢えて大満足。
この辺りのダケカンバはまるで波が押し寄せるかの様に迫ってくる。
盛夏の頃は賑やかなお花畑も今の時季は面影なく殺風景な様子となっている。
先ほどより登りが楽になり、いつの間にか、高く見えていた鳳凰三山も同じぐらいの高さになっている。
稜線に出ると、小太郎の先に甲斐駒ヶ岳がそびえる。
さあ、山頂が待っている。
もうひと頑張りしよう。
山頂は青空の下、すでに沢山の人でこみ合っている。
今日の山頂からは周りの山々が楽しめる。やっぱり晴れの日の山頂は気持ちがいい。
今回の山旅は北岳がゴールではない。
ここで満足せず、次に向けて出発。
(続く)