これから向かう三峰岳方面。
もう登りはなく、ゆっくりとした下りになると、思っていた。
これから歩く山域を眺める。
この時は緩やかな稜線が続くとしか考えず、緊張感が緩んだ状態だった。
だが、足元は大井川源流域まではるかに見える。滑れば誰にも気付かれないまま奈落の底にまで墜ちていく。
この先が今日一番のハイライト。
狭い尾根にトラバースするように付けられた岩場の登山道。しかも下り。
緊張感はマックスになったまま。
ようやく三峰岳山頂が見えてきた。
まるで砦の様。
三峰岳山頂から農鳥岳方面を見る。
見えないが、間には深い大井川源流域が存在する。
北岳方面。間には遮る尾根すらない。
歩いてきた間ノ岳方面。これだけの下りを歩き通したんだ、と感慨にふける。
この先は台地じゃなかったっけ、とガッカリする。まだまだ急で足場の悪い登山道は続いていく。
ようやく台地らしい登山道となり、ひと安心。ハイマツの海の先には遮るものなく、塩見岳が見える。
今日はこの先熊の平小屋のテントサイトにて宿泊。
自分独りと思いきや、広河原から歩き通した強者がもう一人いた。
こういう山好きがいると嬉しくなる。
(次の日に続く)
もう登りはなく、ゆっくりとした下りになると、思っていた。
これから歩く山域を眺める。
この時は緩やかな稜線が続くとしか考えず、緊張感が緩んだ状態だった。
だが、足元は大井川源流域まではるかに見える。滑れば誰にも気付かれないまま奈落の底にまで墜ちていく。
この先が今日一番のハイライト。
狭い尾根にトラバースするように付けられた岩場の登山道。しかも下り。
緊張感はマックスになったまま。
ようやく三峰岳山頂が見えてきた。
まるで砦の様。
三峰岳山頂から農鳥岳方面を見る。
見えないが、間には深い大井川源流域が存在する。
北岳方面。間には遮る尾根すらない。
歩いてきた間ノ岳方面。これだけの下りを歩き通したんだ、と感慨にふける。
この先は台地じゃなかったっけ、とガッカリする。まだまだ急で足場の悪い登山道は続いていく。
ようやく台地らしい登山道となり、ひと安心。ハイマツの海の先には遮るものなく、塩見岳が見える。
今日はこの先熊の平小屋のテントサイトにて宿泊。
自分独りと思いきや、広河原から歩き通した強者がもう一人いた。
こういう山好きがいると嬉しくなる。
(次の日に続く)