蓮の花だより・・・不定期便

季節のうつり変わりと花の香りを求めて、筑後地方を中心に紹介して行きたいと思います。

白壁の町並み・筑後吉井

2016-02-15 02:11:24 | 日記








2/11に、うきは市筑後吉井に行って来ました。ここへ行くにはJR鹿児島本線久留米駅で久大線に乗り換えて筑後吉井駅まで行くか&西鉄久留米バスセンターから吉井営業所まで行く方法があります。
筑後吉井は江戸時代に久留米城の城下町と、天領である日田を結ぶ旧豊後街道沿いの宿場町として発展を始めました。江戸時代中期、大石水道と長野水道の開通により筑後川中流への水運を得たことで商品作物の集散地となり、江戸時代末期からは次第に酒・油・櫨蝋等の商品作物を加工する産業が集積されて、在郷町として繁栄しました。莫大な富を得た吉井の商人たちは明治2年の大火を契機にその資力を誇示するがごとく「居蔵屋」と称される贅をつくした蔵造りの商家を建て、最盛期の大正時代には新町や蛭子町にこの蔵造りが立ち並ぶようになりました。昭和初期の戦時体制と終戦後の農地改革によって、経済活動は減衰し地域経済の拠点性は低下しました。
現在は、福岡県うきは市にある伝統的建造物群保存地区、白壁蔵造りの街並みで知られています。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<おまけ>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・










東光寺は、元来神仏混交の時代、社僧が神仏に奉仕をしていました。

またこの寺院では寺子屋が開かれ、多くの吉井商人の子弟が学びました。
コメント (18)
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