3/31 数年ぶりに大牟田市の延命公園に桜の花を見に行きました。ここもちょうど桜の花が満開状態で家族連れが多くて、足の踏み場もありませんでした。この公園には動物園が隣接していますので近くにあった中学校の跡が今は駐車場になっています。帰りは混雑しているところを避け体育館へ出る道を選びました。
体育館の広場の一角には1963年(昭和38年)におきた三井三池炭鉱の炭塵爆発事故で犠牲になった人達の慰霊碑があります。
炭塵爆発事故があった日の事は今も覚えています。ちょうど事故があった日は土曜日で学校は半ドンでした。午後4時過ぎに大きな地鳴がして家が凄く揺れました。外へ出て見ると遠くの方でどす黒い煙が上がっているのが見えましたが何があったのか分からませんでした。噂では石油スタンドの爆発と聞いていました。会社から帰って来た父からは「三川鉱で事故があったけど大した事故ではない 」と。
ところが夜の7時台の全国ニュースで犠牲者が次々、坑外に運び出されている様子がTVで放映されるので、ただ事ではないと初めて大牟田の市民は知りました。