蓮の花だより・・・不定期便

季節のうつり変わりと花の香りを求めて、筑後地方を中心に紹介して行きたいと思います。

御花・立花家資料館 ②

2014-02-14 15:23:39 | 日記










貝合わせ(かいあわせ)は平安時代から伝わる遊びです。本来の貝合わせは、合わせものの一つとして貝殻の色合いや形の美しさ、珍しさを競ったり、その貝を題材にした歌を詠んでその優劣を競い合ったりする貴族たちの遊びでした。
江戸時代の貝合わせは、内側を蒔絵や金箔で装飾されたハマグリの貝殻を使用しました。ハマグリなどの二枚貝は、対となる貝殻としか組み合わせる事ができないので、裏返した貝殻のペアを選ぶようにして遊びました。これは現代でいうと「神経衰弱」に似たゲームです。
また、対になる貝を間違えないところから夫婦和合の象徴として、公家や大名家の嫁入り道具の美しい貝桶や貝が作られました。大名家の姫の婚礼調度の中で最も重要な意味を持ち、婚礼行列の際には先頭で運ばれました。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 御花・立花家資料館 ① | トップ | 柳川さげもん祭り »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (ヒューマン)
2014-02-14 17:48:51
貝合わせという遊びがあったのですね
いずれにしても高貴な方の遊びなのですよね
返信する
こんばんは☆ (ベル)
2014-02-14 22:59:32
貝合わせのお遊びは、姫路城で、千姫さまが使って居たような記憶が・・・
来年3月は姫路城の修復が終わり、お披露目されるとか、
入場料が倍以上になりましたが、是非行ってみたいと思っています(^^♪
返信する
ヒューマンさんへ (蓮の花)
2014-02-15 01:02:20
こんばんは~
コメントありがとうございます。
貝合わせは平安時代に貴族の間で
行われていた遊びです。
明治維新前までは貝桶が上流社会の
嫁入り道具の一つであったそうです。
返信する
ベルさんへ (蓮の花)
2014-02-15 01:23:07
こんばんは~
コメントありがとうございます。
姫路城の修復が終わったら貝合わせが
展示されるのですね。
ハマグリの殻の内面には源氏などの絵を
書き、金箔などで極彩色に仕上げたもので
とてもきれいです。
公開されるのであれば、行って見る価値は
あると思います。
返信する
おはようございます (Imaipo)
2014-02-15 08:49:12
私も上野の国立博物館で貝合わせの絵を見たことがありますが
見事な絵をみて驚きました、その昔は優雅な遊びをしてたんですね。
返信する
Imaipoさんへ (蓮の花)
2014-02-15 12:23:15
こんにちは~
コメントありがとうございます。
その昔、貴族たちは優雅な遊びに浸って
いたのでしょうね!
国立博物館には本物がたくさん展示して
あると聞いています。
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事