再読のための覚え書き
泉
岸田國士(1890-1954)
浅間山麓は曽根部落の水源地問題をめぐり、土地の若者たちと別荘地開発業者の間で、争いが起きていた。
若い植物学者の幾島暁太郎は、部落に別荘地を持つ立花伯爵の美しい秘書、斎木素子に思いを寄せている。
暁太郎は水源地問題に関し、新たな水源地を発見することで、両者の争いの解決ができると提案。
暁太郎は、素子に気持ちを告白するも受けいられず、東京を去る決意をする。
一方素子は、やがて開発業者の社長秘書となり、暁太郎がした提案を現実化しようと試みるのだが……。
2023.5.17読了
泉
角川文庫
昭和26年7月15日初版発行
昭和28年4月20日3刷
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