再読のための覚え書き
青梅雨
永井龍男(1904-1990)
《冬の日》
登利の娘は、夫との子どもを産んで2年後に亡くなった。登利は、まだ年若い娘婿と孫の新生活のために、住み慣れた家を出て行く決心をする。
《青梅雨》
老年と中年の4人家族が、事業の失敗を苦にして服毒心中した。その最後の日の、彼らの柔らかな会話。
他、人々の心情の動きを切り取る11編。
2022.3.17読了
青梅雨
新潮文庫
昭和44年5月15日初版発行
昭和44年11月15日2刷
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