洛中在住

京都暮らし

居間

2010-06-11 | 町家 居間
一階 居間

ギャラリースペースの隣が居間です。
↓画像左側の襖を開けたら、二階への階段があります。


一番狭い部屋(四畳半)だけど、京間なのでマンションサイズでは六畳ぐらいあります。
よくいる憩いの部屋で、ここで食事をします。ゴロゴロします。


なんとこの部屋には戦前、炭であたためていた時代の掘りごたつ↑があり、そのくぼみを活かして
現代の掘りごたつにしたんです。畳部屋でありながら、テーブルのような生活は有り難い~。
町家一階は極寒なので冬はこれがないと生活できないです。

でも掘りごたつ用の机は色が明るすぎるので、いつかこげ茶に塗りかえようと思っています。

家具は掘りごたつの机とこれだけ。






天井。


ここのスイッチも手づくりのスナップスイッチです。


このように、玄関から直接居間です。


この部屋は四面すべて建具になっていて、その数なんと16枚!!
その内二面は唐紙の襖、一面はガラス戸(下部板戸)、一面は障子。
一番暗い部屋なので、壁は白の漆喰に塗りかえました。


唐紙の襖を開けると座敷です。


もう一面を開けると押入れで、テレビや電話や収納棚があります。 


町家はやたら押入れが多くて、しかも大きいから、 大工さんに押入れを撤去、
棚をつくってもらって クロスを貼り、さらには電気屋さんに配線の工事までしてもらいました。 


押入れだけど、部屋の一部のようになっています。 


そして、こうやって記事を書いているのも、二階の自室ではなく、ここ居間でなんですよ。
(昼寝もここです!)
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